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米国株、ダウ反落 米CPIが予想上回る 高値圏で利益確定売りも 米国・欧州株概況 2024年10月11日 5:05

2024-10-11 05:19:32 | 日記
米国株、ダウ反落 米CPIが予想上回る 高値圏で利益確定売りも
米国・欧州株概況
2024年10月11日 5:05

【NQNニューヨーク=横内理恵】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比57ドル98セント安の4万2454ドル02セント(速報値)で終えた。同日発表の物価指標が市場予想を上回った一方、雇用指標は想定以上に弱かった。ダウ平均が前日に最高値を更新した後で、景気敏感株の一角に利益確定や持ち高調整の売りも出た。

9月の米消費者物価指数(CPI)はエネルギーと食品を除くコアが前月比0.3%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%上昇)を超える伸びとなった。前年同月比の上昇率は3.3%と前月(3.2%)を上回った。週間の米新規失業保険申請件数は25万8000件と市場予想(23万件)以上だった。物価指標が米連邦準備理事会(FRB)の利下げを後押しする内容ではなかったことなどから、「投資家にとっては好ましくない方向の指標だった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声があった。

ダウ平均と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日に最高値を更新しており、高値警戒感や短期的な過熱感が意識されやすい。米長期金利が一時4.12%とおよそ2カ月半ぶりの水準に上昇し、株式の相対的な割高感につながった。中東を巡る地政学リスクへの警戒が強いなか、米原油先物相場が反発したことも嫌気された。

ダウ平均ではボーイングの売りが続いた。インテルやホーム・デポ、スリーエムも安い。半面、ユナイテッドヘルス・グループやシェブロン、アマゾン・ドット・コムが上昇した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比9.568ポイント安の1万8282.049(速報値)で終えた。10日に人工知能(AI)向け新製品を発表した半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の下げが目立った。エヌビディアは上昇した。

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