コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

スーパーで導入が進む“並ばないレジ”、ストレス解消だけじゃない客単価上昇という驚きの効果 4/11(日) 12:53配信 最終更新:4/11(日) 12:54 ニュースイッチ

2021-04-12 06:16:48 | 日記
スーパーで導入が進む“並ばないレジ”、ストレス解消だけじゃない客単価上昇という驚きの効果
4/11(日) 12:53配信  最終更新:4/11(日) 12:54  ニュースイッチ 


イオンやトライアルが積極的に「店舗DX」

スマートショッピングカートに備え付けられたバーコードリーダーで来店客自らスキャンする
 スーパーマーケットなどの小売店で、レジに並ばず決済できるシステムが急速に普及し始めた。イオンリテール(千葉市美浜区)やトライアルカンパニー(福岡市東区)などが、来店客がデジタル端末で商品のバーコードをスキャンしながら買い物できるシステムをそれぞれ構築し、導入店舗を増やしている。レジ待ちのストレスが解消される利点が来店客に評価され、各店舗の利用率は上昇している。新型コロナウイルス感染拡大による非対面・非接触の需要拡大もその追い風だ。 
   待ち時間回避ともう一つの目的  一方、コロナ禍はリアル店舗にとって向かい風にもなった。他人との接触を避けるため、滞在時間を減らす行動変容が起きたり、ネットスーパーの利用が増えたりしている。その中で、小売各社はレジレス決済機能を持つデジタル端末のさらなる活用により、リアル店舗に足を運ぶ価値を高める手段を模索している。  「これなら全国どこでも使ってもらえる」―。スーパーマーケット運営のトライアルグループで技術開発を主導するRetail AI(東京都港区)の永田洋幸最高経営責任者(CEO)は確信した。レジに並ばず決済できるカート「スマートショッピングカート(SSC)」について、首都圏で初めて導入したスーパーセンタートライアル長沼店(千葉市稲毛区)の利用率が3月までに40%程度に上昇したからだ。本社のある九州エリアでSSCを先行導入した店舗と遜色ない水準に達した。  SSCは、買い物カートにタブレット端末とバーコードリーダーを搭載している。商品のバーコードをスキャンし、かごに入れると商品の一覧や合計金額などをタブレット端末に表示する。トライアルのプリペイドカードを事前に読み込ませることで決済まで行える。  トライアルは業界に先駆け、18年2月にレジレス決済システムの導入を始めた。従業員の負担軽減やレジ待ちストレスの解消などを狙った。その結果、SSCの利用率は日ごと上昇し、来店頻度が導入していない店舗に比べて13.8%高まる効果も表れた。永田CEOは「買い物は本来、ストレス。SSCはそれを軽減できるため(非導入店舗よりも)来店しやすくなる」と推察する。  SSCは4月2日現在、35店舗で展開しており、21年度中には61店舗での導入を目指す。また、システムの外部販売も積極的に進める。すでに丸久(山口県防府市)に提供し、北九州市内のスーパーで利用されている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿