米国株、ダウ反発し345ドル高 ハイテクや消費関連株に押し目買い ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2022年12月30日 6:14
【NQNニューヨーク=川内資子】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比345ドル09セント(1.0%)高の3万3220ドル80セントで終えた。米長期金利の上昇が一服し、このところ売られていたハイテク株や消費関連株の買い直しが優勢となった。
長期金利は利上げの長期化観測から上昇が続き、前日に11月中旬以来の高水準を付けたが、29日は前日終値を下回る場面が目立った。金利上昇局面で相対的な割高感から売られていた高PER(株価収益率)のハイテク株に押し目買いが入り、顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが上昇した。
ハイテク株がそろって買われ、投資家心理がやや上向いた。中国での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、足元で下げていた消費関連株にも買いが広がった。前日に2020年3月以来の安値を付けていた映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大きく上げ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキが買われた。
ダウ平均の上げ幅は午後に417ドルに達する場面があった。年末前で休暇を取る市場関係者が多く、薄商いで値動きが大きくなりやすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比264.799ポイント(2.6%)高の1万0478.087で終えた。電気自動車のテスラが8%上げ、交流サイトのメタプラットフォームズも高い。前日まで下げが目立っていたエヌビディアなど半導体も総じて上げた。
米国・欧州株概況
2022年12月30日 6:14
【NQNニューヨーク=川内資子】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比345ドル09セント(1.0%)高の3万3220ドル80セントで終えた。米長期金利の上昇が一服し、このところ売られていたハイテク株や消費関連株の買い直しが優勢となった。
長期金利は利上げの長期化観測から上昇が続き、前日に11月中旬以来の高水準を付けたが、29日は前日終値を下回る場面が目立った。金利上昇局面で相対的な割高感から売られていた高PER(株価収益率)のハイテク株に押し目買いが入り、顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが上昇した。
ハイテク株がそろって買われ、投資家心理がやや上向いた。中国での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、足元で下げていた消費関連株にも買いが広がった。前日に2020年3月以来の安値を付けていた映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大きく上げ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキが買われた。
ダウ平均の上げ幅は午後に417ドルに達する場面があった。年末前で休暇を取る市場関係者が多く、薄商いで値動きが大きくなりやすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比264.799ポイント(2.6%)高の1万0478.087で終えた。電気自動車のテスラが8%上げ、交流サイトのメタプラットフォームズも高い。前日まで下げが目立っていたエヌビディアなど半導体も総じて上げた。
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