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東証大引け 日経平均は反発 ソフトバンクGが押し上げ、金利上昇などは重荷 国内株概況 2024年5月14日 15:35

2024-05-14 20:35:37 | 日記
東証大引け 日経平均は反発 ソフトバンクGが押し上げ、金利上昇などは重荷
国内株概況
2024年5月14日 15:35

14日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比176円60銭(0.46%)高の3万8356円06銭だった。13日の米株式市場でハイテク株が堅調だった流れを引き継ぎ、東京市場では値がさ株の一角に買いが入った。決算を手がかりとした物色もあり、上げ幅は一時300円に迫った。もっとも、国内の長期金利上昇や今週発表の米物価指標への警戒感は重荷で、日経平均は下げる場面もあった。

この日の上昇をけん引したのは前日に決算を発表したソフトバンクグループ(SBG)で、後場に一段高となり1銘柄で日経平均を68円押し上げた。13日の米ハイテク株の上昇は投資家心理の支えとなり、アドテストやレーザーテックも上げた。外国為替市場で円相場が前日夕に比べ円安・ドル高水準で推移したことは輸出関連株の支えとなった。

日経平均は下げに転じる場面もあった。国内債券市場では国債利回りが軒並み上昇(価格は下落)。日銀が6月や7月の金融政策決定会合で国債買い入れの減額に動くとの見方が強まり、金融政策の正常化が進むとの思惑が株式相場の重荷となった。

今週は14日に4月の米卸売物価指数(PPI)、15日には4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える。公表後の米金融市場の変動を警戒し、日本株に持ち高調整の売りが出たとの見方もあった。国内主要企業の2025年3月期(今期)の業績見通しが物足りないとの受け止めも、相場の上値を抑えた。

東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は6.87ポイント(0.25%)高の2730.95だった。JPXプライム150指数は4日続伸し、4.73ポイント(0.40%)高の1193.23で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆680億円、売買高は21億1328万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は746、値下がりは874、横ばいは31だった。

ENEOSやTOPPAN、スズキが上げた。一方、鹿島や大和、中外薬は下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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