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東証大引け 日経平均、9日ぶり大幅反発 801円高 自律反発狙いの買い優勢 国内株概況 2024年7月29日 15:26

2024-07-29 16:26:53 | 日記
東証大引け 日経平均、9日ぶり大幅反発 801円高 自律反発狙いの買い優勢
国内株概況
2024年7月29日 15:26

29日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに大幅に反発し、終値は前週末比801円22銭(2.13%)高の3万8468円63銭だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の強まりを背景に、前週末26日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。日経平均は前週末まで8日続落し、この間に3600円あまり下げていたとあって、自律反発狙いの買いが優勢だった。先物主導で騰勢を強め、日経平均の上げ幅は一時1000円を超えた。


26日発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前月比0.1%の上昇となり、市場予想と一致した。米国のインフレ鈍化の傾向が続き、FRBが9月にも利下げに動くとの見方から米長期金利が低下。26日の米株式市場では半導体関連などハイテク株を中心に幅広い銘柄が買われた。きょうの東京市場でもこのところ下げが目立っていた東エレクなど値がさの半導体関連の一角に買いが入り、日経平均を押し上げた。


東証プライム市場の値上がり銘柄数は1571と全体の95%に達し、全面高の展開だった。フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッドは「海外短期筋などによる株価指数先物の買いが主導する形で日経平均を押し上げたことが全面高の背景にある。日経平均が急伸したわりには売買代金が低調で、様子見姿勢の中長期志向の投資家も多かったようだ」と話した。30〜31日に日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、朝方に上げ幅を1000円超に広げた後は高値圏でもみ合う場面も目立った。


東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反発した。終値は60.13ポイント(2.23%)高の2759.67だった。JPXプライム150指数は8営業日ぶりに反発し、26.30ポイント(2.21%)高の1215.64で終えた。


東証プライムの売買代金は概算で3兆9681億円、売買高は16億1182万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は63、横ばいは11だった。


信越化やアドテストが高い。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、TDKが上昇した。ファナックと東京海上が買われた。一方、エーザイや日立建機、スクリンが安い。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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