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NYダウ反落55ドル安 景気敏感株に売り 2021年8月31日 5:14 (2021年8月31日 5:37更新)

2021-08-30 15:08:59 | 日記
NYダウ反落55ドル安 景気敏感株に売り
2021年8月31日 5:14 (2021年8月31日 5:37更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反落した。前週末比55ドル96セント(0.2%)安の3万5399ドル84セントで終えた。景気敏感株の一角に目先の利益を確定する目的の売りが優勢だった。米長期金利の低下を受けて金融株が売られた一方、高PER(株価収益率)のハイテク株は上昇し、指数を下支えした。
債券市場では、長期金利が前週末比0.04%低い(価格は高い)1.27%まで低下する場面があった。利ざや悪化の警戒からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株の下げが目立った。航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株の一角も下げた。
フィンテックのアファーム・ホールディングスは27日、ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムとアマゾンの顧客向けに後払いサービスの提供で提携すると発表した。アマゾン株は2%高となる一方、競争激化への懸念からクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)とビザは売られた。
ダウ平均は上昇する場面もあった。長期金利の低下を受けてハイテク株には買いが優勢だった。スマートフォンのアップルは3%高となり上場来高値を更新。ソフトウエアのマイクロソフトも上昇した。業績が景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株も買われた。バイオ製薬のアムジェンや医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が上げ、指数を支えた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比136.389ポイント(0.9%)高の1万5265.890と、連日で過去最高値を更新した。交流サイトのフェイスブックや電気自動車のテスラが上昇した。株式取引サービスへの参入観測報道があった決済サービスのペイパル・ホールディングスも高い。

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