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東証大引け 3日ぶり反落、需給悪化を意識 ハイテク株に売り 国内株概況 2023年6月30日 15:40 (2023年6月30日 15:46更新)

2023-06-30 16:51:10 | 日記
東証大引け 3日ぶり反落、需給悪化を意識 ハイテク株に売り
国内株概況
2023年6月30日 15:40 (2023年6月30日 15:46更新)


30日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比45円10銭(0.14%)安の3万3189円04銭で終えた。四半期末で機関投資家のリバランス(資金の再配分)に絡んだ売りによる需給悪化が意識された。ただ、午後は先高観などから押し目買いが入り、下げ渋った。

リバランスの売りや7月上旬の上場投資信託(ETF)分配金捻出に伴う売りの増加などに加え、週末・月末を意識した利益確定売りに押された。前日の米金利上昇を受け、割高感が強まった値がさのハイテク株が下落し、日経平均は朝方に下げ幅が一時、300円を超えた。

ただ、午後に下げ渋った。日本株の先高観が強いことや30日のアジア株式市場で上海株などが堅調に推移したことで押し目買いが入った。足元の円安・ドル高進行による企業業績の改善期待も一定の支えとなった。

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは「きょうは需給的な警戒感が意識されやすい日だったが、下値で押し目を買いたいと考える投資家の多さが下げ幅を限定的にした」とみていた。

日経平均は月間では6カ月連続で上昇した。月間での続伸は2012年8月~2013年4月の9カ月の続伸以来となる。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、7.65ポイント(0.33%)安の2288.60で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7961億円で、4兆円割れは5日連続となった。売買高は15億9740万株だった。東証プライム市場の値下がり銘柄数は1105、値上がりは655、変わらずは73だった。

東エレクや信越化が売られた。三井物、第一三共、セブン&アイ、ネクソンも安い。一方、ファストリ、オムロン、郵船は上昇し、前日に決算を発表した高島屋は大幅高となった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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