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東証大引け 続伸、円安進行が支え トヨタ決算も好感 国内株概況 2023年8月1日 15:26

2023-08-01 21:39:12 | 日記
東証大引け 続伸、円安進行が支え トヨタ決算も好感
国内株概況
2023年8月1日 15:26


1日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比304円36銭(0.92%)高の3万3476円58銭で終えた。前日の米株式相場の上昇で投資家心理が上向き、朝方から買いが優勢だった。1日の外国為替市場で円安・ドル高基調となったことで輸出株を中心に次第に上げ幅を広げた。

7月31日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、東京市場では東エレクやアドテストなどの値がさ株を中心に買いが入った。午後の日経平均はじりじりと上げ幅を拡大する展開だった。東京外国為替市場で円相場が1ドル=142円台後半まで下落。自動車や機械など輸出関連銘柄の支えとなった。

ピクテ・ジャパンの松元浩シニア・フェローは「日銀は先週に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の運用の柔軟化を決めたが、大規模金融緩和の出口には距離があるとの見方から円安・株高に振れやすい」とみていた。

トヨタが取引時間中に発表した好決算を受けて他の自動車株にも買いが広がった。トヨタ株は一時3%高を付け、日産自やホンダなども一段高となった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、14.80ポイント(0.64%)高の2337.36で終えた。1990年7月以来となるバブル経済崩壊後の高値を連日で更新した。JPXプライム150指数も続伸し、7.49ポイント(0.72%)高の1054.12で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆3076億円。売買高は16億7854万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1064と、全体の58%を占めた。値下がりは710銘柄、変わらずは61銘柄だった。

ファストリと豊田通商、中外薬は上昇。TDKや村田製も買われた。半面、ファナックと京セラが下落。三菱電と住友ファーマの下げも目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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