こんな動画あった。
https://www.youtube.com/watch?v=HGsUEi-ZV2s
東家176
南家282
西家176
北家366
北家 南一局 ドラ
にしても、何と言う奥の深い手牌であろうか。
萬子で一面子作って辺り引き込んで門前リーチもありそうだし、七対子にもいけそうだし、染めとかも下手したらあるのかも知れない。
で、三順目くらいに対面からが出てこの形からポン。
確かにこの形、この状況からは仕掛けないほうがいいように思える。
解説でもかなりダメ出しがされていたがw 今回、理解を深める為に解説以外の視点から見てみたい。
1、字牌が出にくい相手でもある。
単純に字牌が出にくい相手に対して仕掛け倒れになる可能性も高いだろう。
2、親の上家ということである。
詳しいことは他家の位置と鳴きの相関関係から
自分が鳴けば鳴くほど手も進むが、親のツモも増えるので親にも聴牌が入り易い。
3、ブラフの効果について。
字牌が出にくい相手ならそれなりに守備を考えるので、ブラフ効果は一般の打ち手に比べあるのかも知れない。
ただ、ブラフ効果があるということはすなわち、1に戻り字牌も出にくいということである。
自分から字牌を出しにくくしてるにも関わらず、だけポンできればいいというのもプロぽくない気がする。
4、自分がトップ目であり親とはそこそこ点差が離れている。
2にも関連するが親と手がぶつかり易い展開にもなるということだ。
果たして親と手がぶつかっていいのかと言われると、点棒戦略的にもそれは2着目を得させることにもなり兼ねないので、
ちょっと待っても良いかなと思える。親満とかツモられてもイーブンくらいで次局以降は攻め気味に親被りを狙うか、親を蹴りに行くような感じだ。
最後に今回のテーマだが、ハッキリ言ってこの状況ならに限らず、
であっても鳴かないくらいでも良いだろう。
で、を一枚目スルーで
をチーしてリーチが入ったら
対子落としで凌げ、仮に
を鳴く形になっても両面聴牌。
そういう和了を拾いにいきたい感じだ。2枚目が出たら、もうこの半荘は守備重視で七対子見ながらとなる。
2着目とはある程度勝負しても良いと思うが、この点棒なら親や西家との勝負は出来る限り避けたい。
そんな所であろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます