限界麻雀攻略論

中級上位、上級者向け。

自分にとって最悪のケースは絶対回避する。

2016-11-22 19:33:55 | 戦術

こんな局面があった

親22000
自分23000
西家20500
北家33500

リー棒分は差し引いてある。


8順目で上の捨て牌で親リーが入る。

私の手牌はこんな感じだ。

 

よくこういう所で戸惑う打ち手もいるが、この程度のことはしょっちゅうある。
ある程度手が捌けるようになったら、次の段階、相手からリーチが入ったら常にどうするか考えておきたい。
では、どうするか?私としては即チーして勝負しかありえなかった。

1、放銃回避の可能性。
が現物とは言え、一巡しか凌げないしここから凌ぎ切るのは自然に逆らうし、無理があるように思えた。

2、トップ獲りの可能性。
リー棒が出て、マンツモ条件になり、手牌的にも聴牌すれば絶対無理という程でもないが、親リーとぶつかってちょっと形も微妙である。
ま、どっちもそう大差はないと思うが、2着獲りの方が自然に思えた。 

3、中途半端にはしたくない。
ここで鳴いてを切る打ち手もいそうである。でも、この親リーそんな怖いように思えなかった。
攻める理由としては十分過ぎるし、理由がシッカリしてるなら、放銃してもどうってことないからである。
何か理由はちゃんとあるのに無理に放銃するのが恥とかそういう勝手な思い込みがあると、
つか、そんな怖いならそもそも鳴くなよとも思えるが、ま、そこはどう考えても自由だが、
何かここで鳴いて切りは弱い気がする。筒子なんて使い道がないしね。
実践では引き和了切った。もし和了を逃してたらどうなってただろうか?・・・手詰まりで放銃という最悪のケースも考えられただろう。

こういう咄嗟の難しい判断を迫られるときは、自分にとって何が最悪か?それが大きな判断材料となるはずだ。
トップを失うのが最悪と考えるならスルーも良いだろうし。
私にとって、2着を逃すのも嫌だし、無理に凌ごうとして振り込むのが最悪だから、ここで鳴いて切りしかありえなかったのだ。


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