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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

観音湯(東京・幡ヶ谷)

2018-11-03 07:21:29 | 銭湯


地理的には、渋谷と新宿の間に挟まった幡ヶ谷。その京王線幡ヶ谷駅を降りて、北方面に歩くこと3分。住宅街の中に観音湯が忽然とあらわれる。
建物はやや古いながらも露天風呂を備えたコンパクトな銭湯だった。





▲幡ヶ谷駅


▲横断歩道を渡る





▲渡って、ちょっと右


▲ここの角を曲がる


▲あとはまっすぐ行くだけ










▲かなり狭い道を通ると


▲急にひらけてくる


▲その突き当たりにあるのが観音湯


▲到着


玄関に入って下足箱に靴を入れ、右に進むと、最初に出るのがそこそこ広めの休憩室。横にソファーが並び、テレビが設置してある。
その左手にあるのがフロントで、受付に座るのは険しい顔つきの60代ぐらいの男性。台の横には「病気で手術して声が出せません」といった主旨の紙が置いてある。
「貸しタオルはありますか?」と訊ねると、主人は電卓をタンタタン!と勢いよく打って「490」の数字を目の前に示す。貸しタオル込みの料金だから、タオルは30円なのか。
お金を支払い、貸しタオルとロッカーの鍵を受け取って右側の男湯に入る。最初の通路にあるのが常連用のロッカー。
そこを曲がると、脱衣場にでる。脱衣場は真四角で休憩室とは反対にやや狭い。
右と手前側にロッカーがあって、左側には体重計、自販機、洗面台と並ぶ。
飾りは一切なく、シンプルで無駄がない。
ただ、まわりを見渡すとちょっと汚い。特に窓ガラスのところは埃が堆積しており、まったく掃除してないことが伺える。


浴室に入ると、右側がカランで、左が浴槽と分かれていた。
それと手前左側に立ちシャワーが一つ。カランは固定シャワーの勢いがあって、使い勝手が良い。


浴槽は、手前側からミクロバイブラで3人ほどのスペース。その隣が電気風呂で、1人用。それから仕切壁があって、座湯が2つ。
さらに隣が水風呂。


お湯の温度は43℃と一般的な温度だろう。水風呂は正確には分からなかったが、14℃あたりか。その水風呂の前にサウナがあって、そのサウナの横には露天風呂の入り口がある。


露天風呂は、入るとほとんど浴槽で占められており、外気浴のできるスペースはなかった。この辺は残念である。
浴槽の広さもさほどなくて、3人入ればいっぱいになる。みんな横に座るものだから、あがる時は足を引っ込めてもらう必要がある。こちらの温度も43℃ほどで室内と同じだ。


客層は、ほとんど高齢者だが、一部若い人がいた。だいたい、常時5、6人ほどで、それなりににぎやかだった。
しかし脱衣場がそうだったように、浴室もだいぶ汚かった。
奥側の壁はなぜか黄ばんでおり、かなり汚い印象を強める。
駅から近く好立地の場所であるので、掃除の手抜きはすごくもったいない気がした。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 幡ヶ谷駅
経路 駅から住宅街に向かう
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 自宅?
壁画・眺望 特になし
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 フロント前
脱衣所 やや狭くちょっと汚い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 ミクロバイブラ、電気風呂、座湯、露天風呂
サウナ あり
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ けっこう汚い
貸しタオル あり(30円)
備え付け なし

◆人
受付 60代ぐらいの男性。帰りは女性
客層 ほぼ高齢者


【案内】

住所
〒151-0072
渋谷区幡ケ谷2−46−7

電話番号
03-3377-5349

アクセス
京王新線「幡ヶ谷」駅下車、徒歩3分

休日
不定休

営業時間
13:30−24:00

※東京銭湯ホームページ転載