日向の夢

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まほらば 感想7~9巻

2005年06月12日 21時25分09秒 | 
えー、一応これで最後のまほらば感想シリーズ。
今回は7~9巻なんですが・・・正直、ヤバイよこれ。
いやだって、普段マンガとか全然買おうとしない俺が、金が出来たら買おうかなーっておもっちまったですよ! 一大事!

・・・えっ? 変?

・7巻
36.「告げる夜」 珠美の正直な想い、それを受けてなお、自然に、当然のように、「覚悟はある」と言い切る隆士がめちゃめちゃカッコイイんですが私はマジでどうしたらよろしいんでしょうか・・・。なんていうかな、黒桐幹也@空の境界を思い出しました。ある種の理想。こうありたいという理想。俺もこんな男になりたいぃぃぃぃ。(このまま生きてたら確実にそう成れないことがなんか確信済みなのが悲しいですが)
37.こころ(その1)
「こんなにも僕は 梢ちゃんのことが――――  
好きだったんだ 」


のコマがイイ! そのあとの挙動不審っぷりも含めて、俺の中で隆士の株が急上昇!
そのあとの珠美と部長の会話も、なんだろう、言葉に出来ないこの気持ちは・・・ふぉ、ふぉぉおぉおぉぉおぉぉぉおぉぉぉおぉぉおぉぉおぉ!!

・8巻
39.「きみが好きだ」 隆士のキャラが冴えに冴え渡るこの話。今が幸せで幸せで幸せすぎて、みんなと別れるときが着てしまうのが怖い、好きな人たちとはずっと、一緒にいたい・・・と語る梢ちゃんに、(前略)「僕も梢ちゃんと ずっと一緒にいられたらいいなって思ってるよ。僕は・・・君のことが好きだから。・・・だから、君さえ望んでくれるのなら、いつまでも君の側に・・・いたい・・・と・・・・・・・あれ?」(後略)
とか、気付かず自然に気負わず普通に言ってしまえる(本人は無意識に言ってるだけだけど)隆士に憧れる・・・。こいつ、マジで漢だ。
そのあとの告白シーンもホントに最高で最高で最高で、読んでて気恥ずかしくなってしまった・・・つうかコレ、直球すぎて反則だよ・・・ _| ̄|● 自分を顧みて悲しくなってしまった・・・。
42.「その兆し」では、魚子ちゃんが登場。いきなり隆士にとびつき唇を奪って・・・ははは、なんだか読んでいて痛いよ。いや、非常に微笑ましいよろしいシーンなんだけど、それだけにふとよぎる自分のコレまでの生涯が・・・ううぅぅ・・・(号泣) しかも、隆士の呼び方が「お兄ちゃん」なのな、魚子ちゃんは・・・。
「・・・お兄ちゃんこわれちゃった」 は爆笑。まぁ、あんな人間ロケットじみた体当たりくらったら意識も飛ぶわ。見事に後頭部を強打してるしなー。



・9巻
43.「彼と彼女」 白鳥の女装Ver白鳥隆子に惚れて人生の道を踏み外しかかっている男が一人、時は年末、隆士の「僕かい!!!!(ドドーン)」が冬の空に木霊する・・・いや、実際は口に出していませんが・・・。
ちなみに、名前すらない彼は隆子のことを麗子勝手に決め付けたまま告白するという女装云々を抜きにしても大変痛いことをやってしまっていますが、まぁ生暖かく見守ってあげるのが一番かと・・・。
それにしても隆士はまだ声変わりを(ry

44.「新年」 名前有りキャラ総出で初詣。銀先生が普通のかっこをして『普段と正月の服装が逆だ!!』とつっこまれています。しかも・・・何歳だこの人? つーか10代なのか20代なのか30代なのかすら判別できんぞ・・・。
次、興味本位で初詣にきて神気にあてられている部長を発見。神社の中に入るとまるで別人のようになってしまう部長! M属性が消えてる! こんなの部長じゃない!
その後も黒崎祖父と朝美ちゃんの会話があり・・・う、ううぅぅうぅぅ(涙)


46.「棗の場合(後編)」
悶絶死
「ヒカリ」 桃乃の過去編。5巻か6巻のピアノの伏線を解消して、なんか桃乃っていうキャラがよくわかっ・・・・・あれ? なぜに酒豪? なぜにあんなハイテンションキャラに?
・・・謎は深まるばかり。