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So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

ジョアン

2019年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム
「ボサノヴァの父」ジョアン・ジルベルトが亡くなったのがまだまだピンとこないのは、そもそもジョアンは私の中ではもうすでにあっちの人だったからかもしれないです。
大昔、音楽家は同時に哲学者でもあったのが、
だんだん音楽が娯楽や商業になっていって、そういう時代の音楽とは違うものを音楽と呼んでいるのが今の私達が生きている時代なのかもしれない
と思います。

ジョアンの完璧さを聴くと、音楽の芯の部分を感じさせてくれてきりっと緊張感が走ります。
生きていても亡くなっていても不思議と存在感が同じ。

ただね、思いがけずハッと思ったのは、人間の肉体はやはり88歳ともなると滅びてしまうものなのか。。。。って。
なんだかそのことがやけにさみしく思えてきました。

お教室見学

2019年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム
少し前からよく頭のなかに広がるイメージがあって、それを絵にしたい気持ちがわいてきたのが発端。(カンチガイ甚だしくも)
こういう声が出ない時くらいしかいろいろ挑戦できないしねと、興味津々絵の学校の見学へ行ったんです。
雰囲気良さそうならそのまま申し込んでこようと思って。

行ってみたら雰囲気はとってもよかった。先生も素晴らしくてTHE芸術家という感じ。
「こうするべき、こうせねばというのは創造の障害になるから、まずは描いてみて、描きながら覚えればいいんですよ」との言葉が印象的。
平日の午前なのにたくさん生徒がいて、助手さんがいろいろ丁寧に説明してくださって心動かされたのですが、、、なんだか行っただけでどっと疲れてめまいがしてきて、また後日と帰って来ました💦
まだ気持ちに体力が追い付かないみたいです。
一切無理ができない今日この頃。ぜーぜーぜー。
帰り道の蓮の池。お花が待ち遠しい。

実はちょっとめんどくさくなっちゃったんだと思う。。私はそういう人間です😓💦
頭のなかのイメージは自然と花がいっぱいでとにかくすごく素敵なのになぁ。

早々に帰宅して、日課のナザレーをさらいました。とても美しい曲です。

タイトルの『Ouro Sobre Azul』って、ブラジルではなくポルトガルの表現(熟語?ことわざ?)なのだそう。
意味こんなふうに出てきた。
Coisa muito linda ou muito boa,maravilhisa,magnifica.
Circunstancia especialmente favoravel,boa oportunidade.
すべてが順風満帆でうまくいっていることを表現した言葉なんだそうです。
青(azul)の上(sobre)の金色(ouro)って、海に朝日が昇るところかなぁ、それとも夕日かなぁ。
うーん夕日に1票だなぁ☺️

私の頭にちょこちょこ浮かんでくるイメージも 、こんな風に優雅でいい匂いがしてきそうなシーンなんです🍀

クロワッサンで朝食を

2019年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム
ヨーロッパ映画を探してアマゾンプライム映画をよくチェックするのですが、久しぶりに好きと思うのがありました。
大人のフランス映画「クロワッサンで朝食を」。
前からタイトルはよく目にとまっていたんだけど、なんだかパロディっぽくて中身がなさそう(失礼)と決めつけていて観なかったのです。
原題は「Une Estonienne à Paris(パリのエストニア人)」。


ストーリーは認知症の高齢の母親を亡くしたばかりのエストニア人のアンヌがパリの気難し屋の女性フリーダの介護をしにパリに来て、だんだんフリーダと心を通わせていくという、よくありそうなストーリーです。
最初は、大人版「少女ポリアンナ」か?とも思ったけれど、
いかんせんポリアンナじゃなくてアンナ(レイン・マギ)が暗すぎる、地味すぎる、おばさんすぎる、洋服もくたびれすぎてた。
でもそこはパリマジックで、パリにいてどんどん美しさが増してくるところがさすがです。
あぁパリに行ってみたいなととっても思う映画。


ストーリーも平凡、美男美女が出てくるわけでもない(ジャンヌ・モローは出てくるけど当時84歳だとか)、
けれど、流れている空気がなんともセンス良いの。
40歳以上、あるいは50歳以上の映画ですね。若者にはただの暗い映画に見えるでしょうね。

若くても歳をとっても人の本質は変わらないということに安心感を覚えるし、おじさんおばさん、おばあさんになっても普通に恋愛が人生の中心というのが素敵。
特に、84歳のジャンヌ・モローの立ち居振る舞い、ファッション、目ヂカラ、女性らしさを大事にしているのを感じられるだけでもこの映画見る価値大でした。映画ってストーリーとかじゃないよね、雰囲気だよね。
あと、そんなにかっこよくないのにモテモテの脇役のおじさん。
最初はえ!って思うけどだんだん素敵にみえてくるのもパリマジックなんです。
パリってすげー
と、ただただそう思います。

見るだけ

2019年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム
では済まず、、、またフライング。
干す前になくならないように気をつけなければ。。。
じゃーーん。


フルーツっぽさがまだ残っていて、この状態の梅って本当に美味しいのです。
毎年、漬けたてと干したては漬けた人干した人のその時だけの特権です。
じゅわーーっと良い香りでなんとも言えず。


昨日読んだ菌の本が衝撃すぎて、やすみだったので朝から換気扇と冷蔵庫を徹底的にお掃除してました。くたくた。ぴかぴか。
ちょうど冷蔵庫をきれいに磨き終わり味噌やオリーブオイルなどを戻して、一段空いた♪と思ったその瞬間、
ピンポーンと鳴って、頼んでいたビオディナミの箱ワイン(3L、4本ぶんです。ふふふ)がクール便で届きました。

ビオディナミワインは、自然農法で育てたブドウを使って、月の満ち欠けなどの自然のサイクルに沿って作られたワインで、しかも箱ワインなので酸化せずに長持ち。
添加物もないので悪酔いせず。
ワイン飲みたくても、開けるとどんどん酸化していくので誰かいないと瓶は開けられないなぁと我慢してました。
これは酸素が入らない構造になっていて、一杯だけ飲みたいときでも大丈夫。

イタリアの昔からの農家で大事に作られた自然派ワインだそうで山梨のワインみたいで親しみわいてしまいます。
きれいになった冷蔵庫に早速。
蛇口からいつでも美味しいワインが出てくるなんて。うれしい❤️

ピノグリージョという品種のかわいいロゼワインです。
これがね、またかわいいプラムの香り。まさに漬けてある梅と同じ香りです😊

菌トレ本

2019年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム
温度と湿度が一気に上がって、生きとし生けるものたちの鮮度が気になる季節です。


『今日から「菌トレ」~オソロしくてオモロい、菌とのくらし~ 』都あきこ著

ほんとに恐ろしかったです。
でもすごくためになりました。
漫画なので分かりやすくてすぐ読めちゃいます。
家のなかは菌だらけ。
だめだ、これ読んだらすべてのものがバイ菌に見える(/ー ̄;)
自分も菌のかたまり。
人間には100兆個の菌が住んでいて、空気中には1立法メートルあたり数千個の菌がいるのですって。ひえええ。
盲点だったのが化粧品です。少ししか使ってない口紅なんて山ほどあるよ、、、。
キッチン、お風呂、洗面所、お手洗い、冷蔵庫、収納、
どれもとっても怖かったです。
でもこんな季節だから一度読んでみてよかったかも。

ヒトと菌、すべての生物は繋がってるのだそうです。そっかこれがメッセージだったのか。


最後に、家中の菌マップ。


ちなみに、この間スーパーへレタスを買いに行ったら個包装していなくて、それなのにそれなのに、、、
ネクタイしたおじさんが一個ずつ全部素手で触ってポンポンて叩いてました(T_T)(T_T)
それほどまでして美味しいレタス食べたい気持ちは分かったけど、卒倒しそう。
おじさん、つり革触ったかもしれないし、考えたくないけどトイレ行ったかもしれないし、小銭触ったかもしれない手なんだなぁともう頭が想像力ではち切れそうで。
おじさんが憎かったです。