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カタカムナ

2020年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム

コロナで暇なもんだから、本を紹介したり、好きな歌手を紹介したり、昔の写真をアップしてみたりというようなことがSNSで流行ってますね。
ついに私にも回ってきたので、読んでいた本をもう一度取り出してみたりしてます。

こんな機会もコロナのおかげ。

久しぶりにこれ読んでみて、やっぱり奥が深いなと思った。

『カタカムナ 言霊の超法則』吉野信子著

縄文時代より昔1万2000年前から4万年前頃におこったカタカムナ文明の文字だそうです。

日本では科学者の楢崎皐月氏によって1949年に発見され、現在まで研究されているということです。

楢崎氏は80首の和歌の状態で保存されていたものを、特別に許可をもらって20日間かけて書写をさせてもらい、象形文字のようなものが最終的に48の文字(声音符)に分類されたそうです。

48文字というのは日本語に対応するので、日本語の原型とも言われているということです。

ちょっと説明するのが難しいのですが、私たちって起きた現象をまず見てしまうのが普通だと思うのですが、カタカムナの考え方は、

思い(思念)がまず存在する

 ↓

それが言葉になる 

 ↓

現象として現れる

という順序です。「思い」が震源になるという説明でした。

ポイントは「振動」です。

心の中の思いが震源となりそれが現実の世界に共振し、思った現実を作り出すという基本的な考え方がカタカムナです。

こちらの著者は、日本語の48音をカタカムナの「思念」と対応させてまとめ上げた方です。本書にもその48音の思念表がついていて、いろんな言葉を思念読みして見ると、本質の意味にたどり着くというわけ。

面白いのが人の名前で、氏名=使命で、その名前の中にその人の生まれてきた意味や役割がその人の本質として存在しているのだそうです。

ちょっと自分の名前で思念読みしてみたけれど、読解が慣れないと難しいのです。

でもなんとなく自分にはわかるという感じ。

私の場合は、「時間をかけて自分の中で温めたエネルギーを放出する」というような意味に行き当たりました。

また、昔から伝えられる歌や物語は、そのままの意味で私たちは捉えていますが、思念読みをして見ると、奥にすごい意味が隠されています。

そんなことを理解して使っていたカタカムナ人、すごい。

例えば、「君が代」は天皇の世を賛美する歌、軍国主義の象徴のような捉えられ方をする場合もありますが、カタカムナの思念読みでは、日本どころか地球全体の創生と、地球の意思である生を育むことを祈る歌なんです!

興奮してしまいました。私たちはずっと国歌として地球の平安と生命の存続を祈っていたんですね。

もうひとつ、古事記の有名なお話「天石屋戸開き」から。

こちらは、天照の弟である須佐之男が暴れまくって、天照が天石屋戸を締め切ってしまったために世界が真っ暗になり、神々が困って知恵を出し合った末、
祭りによって天照が笑った勢いで天石屋戸を開き、世界に光が戻った

という話です。(雑な解説ですみません)

このお話を著者は思念で読み解き、解説してくれました。色々と難しい説明もあったのですが、それぞれが象徴するものがはっきりすると、私たちに素晴らしいメッセージをくれます。

石屋戸を思念で読み解くと「自分の内なる思いを現象化させる」という意味になるそうです。

天石屋戸を閉じた状態は、

「全ての思いを実現させる神なる力が自分の中にあると言うことに気づかず、思い悩む人間の状態」

を表しているそうです。

それが祭りによって揺さぶられ(まさにおもいっきり共振、共鳴ですね)扉が開く(思いが実現する)という教え。

祭りとは、「周りの人の応援、強力のエネルギーの増幅、共振をつくりだすもの」という意味なのだそうです。

なので、古事記のこの物語が意味するのは、

人は自分が本当にワクワク興味がある道に進むべきで、
人の秘められた力は「笑いの力」で発揮される。
まず最初に自分の思いを充電し、意思を石のように固くし、その思いのエネルギーを飽和させること。
そして、祭りすなわち周りの人と接する中で生まれるエネルギーの共振の流れに乗って、勇気を持って自分の内側の扉の鍵を開けるんだ

というメッセージですよ。

すごいね!大興奮。もっとカタカムナを知りたくなりました。

ちなみに、「コロナ」をみようみまねで思念読みしてみました。

直訳は「転がり入って、空間を抜け核になる」

私の解釈は正しいかどうかわからないけれど(カタカムナ文明の背景知識がないから)

転がり入ってきて騒動を起こして抜けて本質が現れる

=コロナが終わったときに人類は大切なものに直面したり気づいたりする

のでは

なんて思ってます。