那須太社 錦輔 の日記

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ゼウスガーデン衰亡史

2017-08-21 09:37:25 | 読書感想文

神保町の三省堂の前でやってた古本ワゴンセールで購入。

350円。

筒井康隆が「虚構船団でやったことの上を行かれた」みたいなこと言ってた、と解説に書いてあった。

しかしどこが良いのかわからない。

そもそも、虚構船団もマンガチックな宇宙戦争物としてしか読んでないし。

虚構の固有名詞とか、比喩とか、事例とかがウンザリするほどダラダラ垂れ流される。

架空戦史とか架空のポリティカルフィクションとかではなく、なんか文学的な「遊び」を試したかったのかな、と思うが自分のような門外漢には理解不能だった。

あと、解説書いている巽孝之が馬鹿。流行?(当時?)だったのか軽薄で中身のない長い文章を書いていて、こっちは文章の中身は理解できないが、身内とか狭い共通認識のある人たちだけに通じる文章なのだろう、ということは分かる。

昔、SF業界でもなんか書いてて、何か難しい事を勉強している人なんだ、と思ってた記憶があるがホント馬鹿ということが分かった。

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