窯の外側から盛土をして固め壁の高さが約90㌢になった。その壁の内部を炭窯本来の
形に整形する作業に取り掛かった。窯造りをしていると言っても離れた所から見るとた
だの盛土がしてあるものにしか見えない。
しかし、内側から壁の支えをしていた通称『猿のオリ』のような支え木を取り除き、寸法
通り内側の土を削っていくと、段々と炭窯の形になってきた。
工事をしている私たちもここで、やっと炭窯造りの途中であることを認識すると同時に、
よくぞここまでこぎ着けたと思った次第。
途中、雨に遭ったりしたが雨避けを作り作業を続行。削った壁を木槌で叩いて固め、底
の水平を出した後、先生の指導のもと煙道の一部を残して本日の作業は終了。重機の
関係で明日、旧炭窯の後処理をしてしまおうという事になった。
内側の支え木を取り除く
窯の寸法をとり削る
内壁、底を叩いて固める
煙道の溝切り
煙道の下に煉瓦を設置
煉瓦の上に泥で壁を作り煙突状にする
手前は焚口、奥は煙道
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