桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『新窯工事7日目、窯内部の整形』

2014年07月04日 18時41分25秒 | 新窯工事

窯の外側から盛土をして固め壁の高さが約90㌢になった。その壁の内部を炭窯本来の

に整形する作業に取り掛かった。窯造りをしていると言っても離れた所から見るとた

だの盛土がしてあるものにしか見えない。

しかし、内側から壁の支えをしていた通称『猿のオリ』のような支え木を取り除き、寸法

通り内側の土を削っていくと、段々と炭窯の形になってきた。

工事をしている私たちもここで、やっと炭窯造りの途中であることを認識すると同時に、

よくぞここまでこぎ着けたと思った次第。

途中、雨に遭ったりしたが雨避けを作り作業を続行。削った壁を木槌で叩いて固め、底

水平を出した後、先生の指導のもと煙道の一部を残して本日の作業は終了。重機の

関係で明日、旧炭窯の後処理をしてしまおうという事になった。

                  内側の支え木を取り除く

                     窯の寸法をとり削る

                 内壁、底を叩いて固める

                   煙道の溝切り

 煙道の下に煉瓦を設置

          煉瓦の上に泥で壁を作り煙突状にする

                   手前は焚口、奥は煙道

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