桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

余寒の炭焼き2日目、点火

2022年03月06日 17時50分20秒 | 活動報告

凄く寒い日が続いている。ブログには『寒の戻り』がぴったりと思ったしネット

などのニュースでは『寒の戻り』と表現している。

『小春日和』はよく間違って使われる代名詞のように言われるが『寒の戻り』

もその部類ではなかろうかと調べてみる。

『寒の戻りとは、暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなり、寒さ

がぶり返す現象のこと。類義語に花冷えや余寒があるが、前者は一般に桜

の花の咲く頃の寒さを示し、後者は寒が明けた立春以降の寒さを示す 』、

では晩春とはいつなのか『 晩春の定義としては、4月5日頃の清明から5月6

日頃の立夏の前日までとなっており、夏の一歩手前の時期を表す』

すると今日の寒さは『寒の戻り』には該当しないことになる。

今の時期、春ま近で冬が逆戻りして寒いから『寒の戻り』であっても許される

と思うが定義では違うそうだ。

寒い中、頑張って草取りをしていたら白いゴミかと思ったら霰が落ちてきた、こ

んな中で草なんか放っとけばいいのにと、思いつつ意地を出す。

連続しての炭焼きの為、温かさが残っているから今日の内に点火は間違いな

かろうとの予想通り、午前中の点火となった。

煙道から外部煙突への煙の移動は強い風で抑えつけられ木酢液採取用のボ

ックス付近に滞留し、風が弱まると吐き出しが始まる。遠くからみると炭焼きをし

ている風景に見えないこともある。

朝一は54℃だったものが8時30分には73℃に上昇し、点火の促進、11時に

75℃になっので点火とし焚口の閉鎖。

これから長い80℃台のキープに向けて闘いが始まった。

               9時ころ

          16時半過ぎ、星上山に降る霰

        

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今季5回目の窯立て、材料の調達 | トップ | 炭焼き3日目は80℃台のキープ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活動報告」カテゴリの最新記事