今シーズンの始まりには年齢的なことを考慮すれば5窯を目標に、と代
表の言葉があった。長期予報では大雪の傾向とのこともあり、雪が降る
前に材料の確保を優先にやってきた。先手先手の確保で備蓄は十分、
雪が降ったために山行きを諦めるようなこともなかった。
結果的に見れば今日が8窯目となり昨年と同等。
春のいい陽気に恵まれ外作業をするにも快適、ともすればうっすらと汗
をかく。窯出し作業と材料の加工に分かれ並行に進める。窯の方を開け
ると全体的に焼けており左右の偏りは見られない。雑木はそれなりの炭
に、肝心の樫は堅く折れの少ないいい仕上がりになっている。心配して
いた早い窯籠めによる影響はないようにみえる。枝木を載せる時に本来
の枝ではなく炭木の切れっぱなしのような塊を多く入れていた為、純粋
な枝炭は1袋しか出なかった。
炭木の下に敷く敷木はいつもより炭化が進み火をつけると煙が出るように
はみえないほど。生産量は345Kgとこの頃の数字と変わりない。
午後からは窯立てを始め夕方4時40分に火入れとなる。火をつけて暫くす
ると勢いがよく煙突からも煙の量が(現代風にいうと)半端ない。
19時に焚木の追加と通風孔調節、さんだらぼっちの設置をして明日には
点火の予定。
(ブログ管理人は明日より四国に出かけ、用事後から八十八か所と別格
二十ヶ所の遍路に出かけるため、炭焼きのレポートはなしとなります。
それに代わり簡単な遍路の様子を記事とします)
朝礼の模様
火入れ
主な材料使いつくす
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