高野山に行くべき事情と中止すべき事情を天秤にかけた結果、中止とした。大瀧寺の麓にあるホテルはこの時期でも朝は冷え窓には露がつき朝日を遮っていた。朝食を戴き60kmほど先にある別格1番大山寺(たいさんじ)に向かう。ここも時折,交差不能の狭い道に加えて蛇行の連続、最初の日に来てから未だ間もないため様子は分かっているので安心して登れた。お寺に着くとお参りの第1号、これまで無事に終えたことのお礼と帰宅までの安全をお祈りに追加する。お大師さんは沢山の人から数えきれないほどのお願いを受けて大変、その中で自分の分を優先的になどと欲張りななことは言わない。静かな山深いお寺で別格寺院最後の般若心経を唱え山を下りる。里に出るとこれまで回ったお寺を横目に1番霊山寺(りょうぜんじ)に向かう。ここは観光地化したところがあり日曜日でもあり、駐車場がほぼ満杯状態、この前に来たときはガラガラだったのに。遍路だけでなく子供ずれやら若いカップルも多くみられた。遍路最終のお参りをして帰路に就く。3時半頃に帰宅する。本日の走行距離350km、炭焼き爺はまだまだ元気。
大山寺本堂
大山寺の大師堂
霊山寺の仁王門
檜、杉に包まれた霊山寺本堂
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます