京丹後市で木炭生産に励んでおられる『丹後炭生産者の会』の会員と県職員を合せ
て8名が視察に来られた。過去に個人的な見学、新聞記者の取材などで窯の見学に
来られたことはあるが同業をお迎えするのは初めてのこと。昨日は町内の宿泊施設
『熊野館』を利用して頂いたとの事、流行り言葉で言えば狭義のインバウンド、有難い
ことだ。
予定通り、すこやか会館に到着、ここでレジメに従い桑炭会の概要を説明。
炭焼きをする上での環境の違いは様々なものはあるが共通しているのは後継者問題。
私たちも時々ではあるがここ10年くらいはこの話題は常につきものだ。悩みは共有し合え
るが共に解決の糸口を持てないのが悩ましい。丹後木炭の会には移住してこられた若手
がおられ問題軽減・解消につながる可能性があり、今後のご活躍をお祈りしたい。
百聞は一見に如かず、炭窯と施設を見て頂く。今日は炭木づくりをしていたので私たち
の炭焼きの説明をするより現場は何れの説明にも勝る。
到着一番、流石に同業者と思わせる一言
『みんないいカシばかりだな』窯のこと、焼く炭は白炭・黒炭、兼業の具合、害獣などな
ど話題は尽きずあっという間に予定時刻を迎えてしまった。
私たちの炭焼きは私達流であり、こうした交流から学ぶことはまだまだ沢山あり、学ぶ中
には隘路からの出口があるかもしれない。
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