昨夕からの悪戯雨の影響は左程なことはなく過ぎればドピーカンのいい天気。
炭小屋に向かう途中から見える星上山は緑に黄色が混じり青空との対比が美しく見え
る。炭小屋への谷間も同様に色づいている。
まずはお茶を一杯飲みながら本日の作業ブリーフィング。いつものことながら、ここで脱
線してお喋り、腰を上げるパターンで2班に分かれての作業。
山行き班は前回の積み残し作業の継続と新たな伐採、残り班は炭木、枝づくり。快晴で
日差しもたっぷり、ずいぶんと温かそうに見えるが明日は師走、そこはやはり初冬だから
身体を動かさないと寒い。特に山行き班は谷間のことだから余計にそれを感じる。
作業の塩梅をみながら窯立てを始める。今回は最初の炭焼きということもあり材料の全て
を調達、枝木や小丸太などの材料は特別に取りに行くことはないから最初はわざわざそ
れの調達が必要になる。時間もなく最低限のものからのスタートのため十分に用意されて
いない。炭木の下に敷く敷木にしても然り。
普通の窯立ての時とは違いずい分と貧しい思いをする。各班の働きは上々で夕刻には
窯立てを終わった。残りの障壁、焚口づくりは明日に先送り、従って明日が今季初の火
入れとなる。
山行き班は前回のところで新たに伐採したままで終わっているためその作業を12月3日
に行うことになった。
星上山
敷木を敷いた釜底
入口まで立てられた炭木と枝木