桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

今季初の山行き

2019年11月27日 19時18分32秒 | 活動報告

春に三日の晴れ間なし、このブログでも使用したことがあるような天気の言い伝え。

しかし秋に三日の晴れなしとも言われる。春と秋は似通った気圧配置になるためなの

か。それと符合かのようにここの処の天気が不安定で屋外の仕事の予定が立てにくく

なっている。昨日まで雨、雨交じりの日で濡れ・汚れなく山行きが出来るのだろうかと案

じていた。幸い大きな崩れはなく炭焼き仕事としては久しぶりに行く道すがら、今年も派

手にやってくれているな、イノシシよ。

道端、畑の畦、畑の中、あちこちで掘り返していた。

本業を取り囲む現状は・・・・皆も分かっている組織パワーの低下、材料調達先の減少

ありながら販路は拡大傾向にありバランスの悪いことになっている。しかし安全第一で

理なく炭焼きを楽しむ、これが継続につながり延いてはお客さんの望むことにもつなが

ると思う。

午前中は山行きと薪の結束の2班に分かれて作業。午後からは皆で山行き。急傾斜の谷

間での仕事は足が滑りやすく踏ん張らないとずってしまう。

伐採、枝打ち、運搬を繰り返す。

木の向きによってはチルホールで引っ張ってやらないと他所の木に寄りかかって倒れな

なる。いつもながら木を倒すことだけなのに手数は多い。

頑張りの結果、山に残してきたものと持ち帰ったもので1窯分のカシは調達できたと思わ

る。しかし、枝、雑木は改めて用意する必要がある。

雪の夕方は忙しい。4時過ぎには作業終了、小屋で一服して解散となった。

早めに窯立てをすることにし30日(土)に再作業、窯立てを目指す。

       道端に降ろした材料、午前の仕事

        持ち帰られなかったカシ材

     持ち帰ったカシ材

コメント
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