何年か前に友人が、自分の取っておきのレストランに連れて行ってくれた。
フレンチでもイタリアンでも和食の店でも、美味しいところの話をすると、
「行ったことがある」
と答えることの多い彼女のお気に入りとは、どんな所だろうと、
期待も大きく伺ったのが、新富町のレストラン、ラ・ブリーズ・ド・ヴァレ。
その後、何度か他の友人を誘っても伺ったが、期待を裏切られるようなお料理には一度も出会わなかった。
しかしある時、「何かが違う」。
あれ?と思って聞くと、シェフが変わっていた。
あぁ、もうあのシェフの料理は食べられないのかと残念に思った。
その後、その店に行くことは、もう無くなった。
その今帰仁(なきじん)シェフが、オーナーシェフとなって銀座に帰ってきた。
これは行かないわけにはいかない!
銀座「l'odorante」
看板が見えにくく、通りからは少しわかりにくい。
地下に続く階段を下る。
昔のオストラルをほうふつさせるような、こじんまりと、落ち着いた雰囲気。
シックな内装も、いい感じ。
Amuse
テリーヌのコロッケ、マスタードのソース。
外はサクサク、中身は濃厚、なのに口に入れるとサッと無くなる。
後からマスタードの香りが追いかける。
切った写真を撮らなかったことを、ちょっと後悔。
Hors-d'oeuvre
ミルフィーユのように重なった野菜の旨さが個々に主張することなく、一つの味になっていることに、感激。
トマトとオリーブオイルの香りが、まるで上品なラタトゥイユを食べているかのように広がる。
付け合せの野菜も美味しくて、びっくり。とくに、トマトの糖度が高かった。
ちょこっと添えられていたソース(アンチョビ?)と共に食べると、また味わいが変わる。
Plat principalは、魚を選んだ。
皮目がパリッと焼かれているのに、中はふんわりとしていて、しっとり。
ソースがたっぷりなのも嬉しかったが、この皿でもまた、野菜が美味しく、
アサリのだしが利いたソースとの相性も、良かった。
こちらは、友人が選んだヤンバルポーク
Dessertは、特製のパリブレスト。
「まぁ、キレイ!シュー生地の中は、かぼちゃね」
なんて言いながらデザートスプーンをサクッ入れると、何かに当たった。
「あれ?」
中に入っていたのは、チョコレートでコーティングされたメレンゲ。
これは、素晴らしく美味しかった。
今回のコースは特別メニュー。
しかし、周りを見回してみても、メニューを見せていだだいても、
通常のメニューも、美味しそうだった。
このシェフを教えてくれた友人を連れて、また来ようと強く思った。
私たちは紅茶かエスプレッソかを選べたが、
通常メニューは、エスプレッソかフレッシュハーブティを選ぶことができる。
フレンチでもイタリアンでも和食の店でも、美味しいところの話をすると、
「行ったことがある」
と答えることの多い彼女のお気に入りとは、どんな所だろうと、
期待も大きく伺ったのが、新富町のレストラン、ラ・ブリーズ・ド・ヴァレ。
その後、何度か他の友人を誘っても伺ったが、期待を裏切られるようなお料理には一度も出会わなかった。
しかしある時、「何かが違う」。
あれ?と思って聞くと、シェフが変わっていた。
あぁ、もうあのシェフの料理は食べられないのかと残念に思った。
その後、その店に行くことは、もう無くなった。
その今帰仁(なきじん)シェフが、オーナーシェフとなって銀座に帰ってきた。
これは行かないわけにはいかない!
銀座「l'odorante」
看板が見えにくく、通りからは少しわかりにくい。
地下に続く階段を下る。
昔のオストラルをほうふつさせるような、こじんまりと、落ち着いた雰囲気。
シックな内装も、いい感じ。
Amuse
テリーヌのコロッケ、マスタードのソース。
外はサクサク、中身は濃厚、なのに口に入れるとサッと無くなる。
後からマスタードの香りが追いかける。
切った写真を撮らなかったことを、ちょっと後悔。
Hors-d'oeuvre
ミルフィーユのように重なった野菜の旨さが個々に主張することなく、一つの味になっていることに、感激。
トマトとオリーブオイルの香りが、まるで上品なラタトゥイユを食べているかのように広がる。
付け合せの野菜も美味しくて、びっくり。とくに、トマトの糖度が高かった。
ちょこっと添えられていたソース(アンチョビ?)と共に食べると、また味わいが変わる。
Plat principalは、魚を選んだ。
皮目がパリッと焼かれているのに、中はふんわりとしていて、しっとり。
ソースがたっぷりなのも嬉しかったが、この皿でもまた、野菜が美味しく、
アサリのだしが利いたソースとの相性も、良かった。
こちらは、友人が選んだヤンバルポーク
Dessertは、特製のパリブレスト。
「まぁ、キレイ!シュー生地の中は、かぼちゃね」
なんて言いながらデザートスプーンをサクッ入れると、何かに当たった。
「あれ?」
中に入っていたのは、チョコレートでコーティングされたメレンゲ。
これは、素晴らしく美味しかった。
今回のコースは特別メニュー。
しかし、周りを見回してみても、メニューを見せていだだいても、
通常のメニューも、美味しそうだった。
このシェフを教えてくれた友人を連れて、また来ようと強く思った。
私たちは紅茶かエスプレッソかを選べたが、
通常メニューは、エスプレッソかフレッシュハーブティを選ぶことができる。