Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

鶏房

2010-12-05 | EVENT
友人宅にて、「鶏房」のチキンを囲んで一足早いクリスマス。



「鶏房」は京成立石にある鶏料理のお店。
実家がこの店の近くであるという友人が、人数分の鶏を買ってきてくれた。



丸々と太った鶏、半身が丸ごと揚げてあり、
それが一人前。

これを、ザクザクと切ったキャベツと共に頂く。

それと、みんなで持ち寄ったものなどで




Joyeux Noël !

隅田川 花火大会

2010-08-01 | EVENT
押上に住む友人に誘われて、隅田川の花火大会へ。

夕闇に包まれるスカイツリー


相変わらず私は、花火を撮るのがヘタ・・・。





岸野ファンである友人を誘ったところ、彼女がとうじ魔さんを連れてきてくれて、
とうじ魔さんは以前、岸野くんとも競演されたことがあるなどとお話が盛り上がる。
音楽は、いろいろなところで繋がっている。


そして今年も、もちろん、ご飯担当。

豚バラと煮卵


カレー味の挽肉を詰めた春巻き

こんな感じ


豚肉のオクラ巻き


牛肉と韮ともやしのオイスター味の焼きそば


ちらし寿司

卵と絹さやを乗せると、こうなる。


今回はあまり作れなかった。
しかしこれが、一人で運べる限界の量だった・・・。


そして〆は、こちらも恒例、岸野雄一プレゼンツ、ボーリング大会。


私はガーター連発だったが、同じレーンでご一緒させて頂いた直枝さんが素晴らしくお上手で、優勝!!


No Man's Land - Ambassade de France au Japon

2010-02-06 | EVENT
好評のため会期が延長された旧フランス大使館のイベントに行った。
No Man's Land - Ambassade de France au Japon

解体が予定されている旧フランス大使館の建物を丸ごと使った、日仏のアーティスト70人が参加するアートイベント。
入場料は無料。しかし500円のパスポートが売っていたので、買って中に入った。


執務室として使われていた部屋は小さく、しかし学校の教室のように規則正しく並んでいる。
そしてその多くが中庭に向いて明るい。






















いくつかの部屋に、「本当に使ってたの?!」と思うくらい古いエアコンがあった。
カチャカチャとチャンネルをひねるエアコン。
物を大切にする人たちなのか、それとも買い替える予算が出なかったのか・・・?
そして謎のコンセント。

なに?これ。


どの部屋にもクローゼットや物入れが作り作られていたが、古ぼけてはいたが壊れている箇所もなく、何度もペイントした後なども見られ、
大切に使われていたのだなと思った。

そんな建物が無くなってしまうのは心が痛むだろうな。
しかし、お隣には近代的な新しい大使館が誇らしげに建っている。
使う立場になってみれば、それはそれで嬉しいものなのか。

解体後の敷地には、マンションが建つらしい。
古い建物が限界に来ていたというよりも、
売却代金も魅力的だったのかもしれない。
そんなマネー事情で、東京という街はどんどん変わっていくのかな。

Max Tundra Japan Tour 2010 

2010-01-19 | EVENT
Max Tundra」の東京公演でのお手伝い。
楽屋のごはんを担当。


楽屋のまかないを頼まれると、買い物からご飯作りと運搬、
全部いつも一人でやる。
何が大変かというと、やっぱり運搬。
だって重い荷物を抱えながら、バスや電車を乗り継いで会場まで行くんだもの。
でも、料理を作るのは本当に楽しい。
「おいしい」と言ってもらうのが、嬉しいのだ。

2010年1月11日(月)
東京 shibuya O-WEST
共演 : カーネーション / WATTS TOWERS(岸野雄一/宮崎貴士/岡村みどり/近藤研二/栗原正己/イトケン/ジョン/ヘルモソ)
DJ : 中原昌也

Max Tundra

カーネーション


WATTS TOWERSリハ風景


この日に作った楽屋飯

いなり寿司


ハンバーグ


カリフラワーの豚肉巻きフライ


オイスターソースの焼きソバ


ヤンソンの誘惑


蓮根と鶏肉のトマトソースグラタン


牡蠣のキッシュ


そして、楽屋で加藤けんそうさんに頂いた山口のお土産



2010年1月17日(日)
東京 六本木 Super Deluxe
共演 : d.v.d / sim / WOODMAN and more...
DJ : 虹釜太郎


この日のMax Tundraは大盛り上がりで、トリのd.v.dの心配をしてしまったけれど
d.v.dも大盛況!

やっぱり楽しい!d.v.d!

そしてこの日の楽屋飯。
先週好評だったフライに加えて、ちょっぴり中華メニュー

シュウマイ


エビチリ


春巻き


カブとニンジンの中華炒め


でも定番のキッシュも忘れずに


そしてバーミセリのトマトパスタ



今年は二週続きで大変だったけど、楽しかった!

忘年会

2009-12-28 | EVENT
近所に住む元同僚から、
「忘年会、しよ~!」
誘われ、 いそいそとお出かけ。

懐かしい同僚たちに加えて大学院生の黄(コウ)さんも来て、
またもやガールズトーク。

黄さんのお話は、とても興味深かった。
彼女の故郷の中国、福建省の話を色々と聞いた。
食べ物の事とか茶葉のこと、キノコや漢方の話や中国語の共通語と言われている言葉の存在や方言についてとか、絶滅危惧種の保存についてまで語ってくれた。
もちろん、日本語で。
彼女は私たちの話もほとんど理解できている。

「黄さん、日本語が上手だね。何年いるの?」と聞いたら、
「岩手の大学にいたときから数えると、丸々4年です。」
と答えた。

もともと頭の出来も違うのだけれど、
私たちが外国に4年住んでも、こんなに話せるようにはならないだろうな・・・。

「論文は英語で書くの?」
と聞いたら、
「外に出す論文は英語ですけど、越前先生(担当教官)に提出するレポートは日本語で書きます」だって。

中国の方はアメリカに留学する人が多いのに、どうして日本を選んだの?と聞いたら、
「実家が近いから」
だって。

そんな理由ですか。
やっぱりすごいよ、黄さん・・・。


友人の猫ちゃん、アスランちゃん。

冬毛がフワフワで、本当にライオンみたい。

X'mas

2009-12-28 | EVENT
Christmasは絶対に予定が入っていると思われていて、結局誰からもお誘いしてもらえない・・・
なんてことを言う友人が多い。
私もその一人。
だったらPATYしちゃおう!と言うことで、X'mas Paty♪

私は仕事帰りという事もあって、お買い物のお手伝いと下ごしらえのお手伝い担当。

友人が下ごしらえしてくれたホロホロ鶏


こんな感じに

ローズマリーとタイムの香り、塩加減も抜群で、皮がパリッと焼けていて、ジューシー。
業アリだった。
彼女のお料理を見ていると、すごく楽しい。
下ごしらえから丁寧で、とてもきれい。そしてそれが美味しさに繋がっていく。

そして、Mちゃんが作ってくれたローフードも、目から鱗だった。
美味しいの!
熱を加えないことで食べ物の酵素を残す調理法ですが、こんなに美味しいって、知らなかったなぁ。
しかもヘルシー。


その他にもいろいろ食べて、






Dちゃんのクリスマスグッズで盛り上がり、友人の旦那さまの女装サンタに萌え萌えで、お絵かき大会などもしたりして、大爆笑。
そして朝までガールズトーク。

あ~、楽しかった!
こんなに楽しいクリスマスは久しぶりだった!

私はひたすら食べていただけど。ウフフ

プレゼント交換で頂いたフォトアルバム。

たまには写真を紙にするのもいいかなぁ、と思わせてくれるような
可愛いアルバムだった。


ENSEMBLES 09『休符だらけの音楽装置』展

2009-10-22 | EVENT
朝、PCを開くと岸野さんからmessageが届いていた。

「フランスから友人が来ています。明日、もし時間があれば、彼等の案内を頼めないでしょうか?」

岸野氏は、先日のフランスツアーの映像まとめが忙しく、どうしても現場を外せないらしい。
お客様はフランス人夫妻と、6ヶ月の赤ちゃん。

彼等は日本語はまったく話せないと言う。

大丈夫なのか? 私で大丈夫なのか? 私でいいのか?! 

 ・・・・・。

身支度をしながら電話をすると、
「大丈夫、大丈夫、彼等は英語も話せるから」と岸野さん。

え?!私、英語だめなんですけど! フランス語よりも英語の方が苦手です。


奥さまのJosは7年前からヒゲミボをフランスに招いてくれているキュレーター、
旦那さまのDanielは映像作家。
そんな彼等の行きたいところは決まっていた。

ENSEMBLES 09『休符だらけの音楽装置』展

昼間はICCのイベントに行っていいるというので、初台のデニーズで待ち合わせをした。

仕事を終えた夕方、約束の時間にデニーズに着くと、入り口にベビーカーを押した女性が立っていた。
「Jos?」と聞くと、彼女はニッコリと笑顔でうなずいた。
フランス語で簡単な挨拶を済ませ、
「でも私はフランス語はそんなには話せないの」とフランス語で言うと、
彼女は私から仏語が出たことに驚き、
restroomから戻ってきたDanielに、
「彼女はフランス語が話せるのよ!!」と言った。
いえいえ、だから、あまり話せないんですって。
「それでは英語の方が良いですか?」
いいえ、françaisで話しましょう・・・。
ということで、ここからは全て、フランス語会話。

岸野さんは私について、名前しか伝えていなかったらしい。

初台から末広町に出るには、交通があまりに不便。
なので京王線で新宿に出て、JR中央線に乗り換えてお茶の水、そこからはタクシーで会場に向かうことにした。

会場は、廃校になった中学校の屋上。
う~ん、よく分からなかったけど、Josは「Tres bien!」と言い、音の出る装置に赤ちゃんは大喜びだった。
ちなみに、写真撮影は禁止。

一通り見た後で、
「疲れていますか?あなた達にもし時間があれば、これから岸野さんが仕事をしている学校へ行きますか?」
と聞くと、
「息子もお腹が空いているし、私たちも疲れたので帰りたい」と彼女。

もちろん、D'accord.
銀座線から丸ノ内線に乗り換えて赤坂まで帰ると言うので、
それなら溜池山王からタクシーに乗ったほうがいいと勧めた。

銀座線に乗ると、彼女が
「岸野の学校は銀座にあるの?」と聞いてきたので、
いいえ、京橋。でも銀座からも近いですよと答えた。
すると、電車が京橋に近づいた瞬間、
突然、彼女が降りると言い出した。
え?!でも疲れているでしょう?赤ちゃんもお腹が空いているし・・・
と言っても
「YUICHIに会いに行く、彼に会いたい」と引き下がらない。
私達(Danielと赤ちゃんと私)は彼女に従った。

美学校に着き、赤ちゃんにミルクをあげて、やっと一息。
彼らも岸野氏のスタッフと交流し、仕事の話も出来た。

映画美学校
実は私、初めて入りました。
ここも取り壊しが決まり美学校は移転する予定であるので、その前に行って良かった。
古い建築物がどんどん無くなってしまうのは、本当にもったいない。



彼らはとても素敵な人たちだった。
私の拙いフランス語にも、根気よく付き合ってくれた。
それは、深く優しい気持ちが無くては出来ない事だ。

帰りぎわ、赤ちゃんを抱っこしたDanielが私に、
「僕はこの子にフランス語では話し掛けないんだ」と言った。
最初、何を言ってるのか分からなくて、「は?」という顔をしていたら、Josが
「彼はドイツ人なのよ。だから子供には私がフランス語で、彼はドイツ語で話し掛けているの」と言った。
え~!?全然気が付かなかった!
相変わらずダメな私・・・。

それにしても、赤ちゃんて幸福の塊のような存在ですね!
かなり癒されました。




ほんの3時間ほどの東京案内だったが、素敵な夜だった。

Josの「Mariko」と私を呼ぶ声がとても美しく、心に響いた。
美しいと感じる音が自分の名前であったことが、とても嬉しかった。

Merci, Jos et Daniel,
Au revoir et à bientôt!




et merci KISHINO san・・・
C'est mon ami depuis que j'ai 16 ans.


これはJosが私にプレゼントしてくれた手作りの薔薇の花

カワイイ!


再会

2009-06-14 | EVENT
NIIのイベントで、懐かしい人に会った。

後ろ姿を見かけて、思わず駆け寄り、
M.Gomez!
と声をかけてしまった。
本当は、Dr.と呼ばなければいけない方なのだけど。

彼はフランス人だけど英語も達者、だけど日本語は話せない。
私はフランス語はボチボチで、英語は全くダメ。だから会話はフランス語。

相手の言っていることは大体分かるのだけれど、自分の言いたいことを話すのはとても難しい。
それでもなんとか会話は進んだ。

「Vous vous souvenez de moi?」(私のことを覚えていますか?)と聞くと、
「Bien sûr!」(もちろん!)との答え。
嬉しい!
一年ぶりだもの。

彼らのブースに来るかと聞かれ、
友人と待ち合わせているので、また後で行くと答えた。

そして午後になってから、彼らを訪ね、
再会を喜びあってから近況報告などもした。

「あなたも日本語を学んでいるのでしょう?メールを読んだわ」と言うと、
仕事が忙しくて全然勉強していない、とのこと。
春に貰ったメールには、日本語が上手になったら日本語で君にメールを書くよって、書いてあったのに!

初めて会った時に私は彼のことを、フランスの研究所から来た普通の研究者だと思っていた。
フランス人だ!と思って嬉しくなって話しかけただけだったんだけど、
後で調べたら、彼はITの世界ではけっこう有名な人だった。
忙しいのも、当たり前だ。すみません、素人で。

彼は私に、もっとフランス語を話しなさいと言った。
Rの発音は難しいわと言うと、difficile(難しい)の発音を、直された。
R、入ってないのに・・・。

「今でもグランメソンでご飯を食べてるの?
君のブログは日本語ばかりで読めないよ。もっとフランス語を書きなさい。
僕にメールもたくさん書いてね、フランス語でだよ。」
と、なんだか大変な約束までさせられてしまった。

文章を書くのって、難しいのに!!

でもたぶん、それもいい勉強になるとは思うけど。

新しい名刺を貰い、見ると勤め先が、INRIAからdigiteoに変わっていた。
忙しいはずだ。

2時間くらいいたので、色々なことを話した(ような気がする・・・)。
そして、今年も写真を撮ろうと、彼がカメラを出した。
昨年は、私のカメラで彼等を撮った。
今年は彼のカメラで、大使館の方が私たちを撮ってくれた。
「メールで送るよ」と言われたので、たぶん、お礼のメールをすぐに出さなければならない。


今年来たフランス大使館の方は、私たちの会話を全然助けてくれなかった。
去年来た人は、けっこう助けてくれたんだけどなぁ。
フランス大使館から来る人は皆、日本語はペラペラ。
放っておいても大丈夫と思われていたのか、
ただ放って置かれただけなのか・・・
傍らで、私たちを眺めていた。

Gomez氏との会話の中で、私が日本語で、思わず
「どうしようかな」と呟いてしまった。
そうしたら、その傍らにいた彼が「どうしようかな」と繰り返した。
どうしようかなという言葉が面白かったらしい。
え?なんで?
あなたのツボは、そこ?!



お昼ご飯は、久しぶりに会った元同僚と共に、「七條」へ。
こういう時しか、行列店には行けないものね。

私はもちろん、エビフライ。




『Dialog in the Dark Japan 』 ダイアログ・イン・ザ・ダーク

2007-11-26 | EVENT
おととし一人で行った『Dialog in the Dark』に、今年は友人と三人で行った。


今年の会場は、旧赤坂小学校跡

まん丸お月様に見送られるように、中へと進む。

私ともう一人の友人は、このイベントを経験済みだったが、もう一人は未経験。
彼女には、
「すごいよ」とか、
「あなたが今まで生きてきて、一度も体験したことのない感覚を味わうよ」
などと、なるべくネタばれしないように、期待を持たせた。

一度に入る人数は8名。
そこに視覚に障害のあるスタッフが一人、アテンドとしてサポートしてくださる。
しかし、今年のメンバーは心強かった。
8名の仲間の中に、全盲の少女がいたのだ。
これはアテンドが二人になったような頼もしさ。

まず、予備室に入ると、あまりの暗さにどよめきが起こる。
そしてアテンドの方の、「次に入る空間は、これよりもっと暗闇になります」との言葉に、さらに恐怖はつのる。

中での体験、内容は、これから経験する方たちのために詳しくは語らずにおこう。
そのほうが楽しめる。

しかし、今年の体験もまたすばらしかった。
まったくの暗闇の中では、音だけがたより。それが時間が経つにつれ、研ぎ澄まされていく。
リノリウムの床、湿った土、枯葉、絨毯、その一つ一つが足の裏から伝わってくる。
足から伝わる感覚も、目が見えていたら、こんなにも敏感には感じられなかっただろう。
私たちの日常が、いかに視覚に頼っていたのか、本当に思い知らされる。

中で、一緒に入った目の見えない少女が皆の声を聞き、
「あ、今、みんながきれいに2列になったね」と言った。
音だけでそんなことまで分かるのか?!
もう年齢など関係なく、周りの大人たちみんなが中二の少女の言葉に、息を呑んだ。

イベント終了後、光の世界に戻る前に、予備室に入る。
いきなり明るいところに出ては危ないので、少し目を慣らすのだが、
そこでの歓談も楽しかった。

少女が盲学校での生活を、楽しげに話してくれた。
小学生のときには、弱視の同級生と「泥刑」などして遊んだそうだ。
坂道を転げまわったなんて話も聞き、みんなびっくり。
そうだよね、目が見えていても見えなくても子供は子供。
明るく、世話好きな様子が微笑ましい少女だった。
彼女が、将来は自分の通う盲学校の保母になりたいのだと夢を語ったとき、
そばにいた大人たち全員が、彼女に拍手を送った。



外に出ると、すっかり夜。
夕方見かけた月明かりも街のイルミネーションも、とてもまぶしい。

赤坂駅に向かう途中で、あれ?なぁに?


あぁ、ホテルニューオータニが、クリスマスツリーになってる!!