Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

蓮沼 「福竹」 お好み焼き

2008-08-25 | 飲食・その他
「お店のおばちゃんが強烈。だけど物凄く美味しいお好み焼き屋があるんだけど、行かない?」

と、友人から誘われ、

“おばちゃんが強烈” って、なに? 

という疑問が浮かんだ。

しかし “物凄く美味しい” という言葉に引かれ、ソース好きの血が騒ぎ、
お誘いに乗ることに。


蓮沼「福竹





こちらのルールは、全てお任せ。
手出しは禁止である。

まずはお勧め、福竹天


コールスローのように刻まれたキャベツ、粉は少なめ。

その傍らで、砂肝と

はんぺんのバター焼き

はんぺんはもっときつね色に、ふっくらとするまで時間をかけて焼く。
そして、つけて食べるのは青のりマヨ


砂肝も、こんがり。おいしそう~!


そうこうしているうちに、福竹天も、いい感じに。

青のりと鰹節かけて、



こちらも美味しそう。

お次はチーズ天と、


激カレー天


これらの焼き上がりを待ちながら、
ウインナー&ピーマン



トントロ


青しそを蒔いて食べた。

激カレー天、ふっくら

チーズ天も、トロ~リ


カレー天は、半分はそのまま食べ、半分は青のりに

マヨネーズ


締めの前に、ホタテ

ジュワ~っとジューシーに焼けてきたら、

王道の醤油バター

こちらもシソを巻いて、いただく。


そして〆は豚焼きソバと、

海老うどん


焼きソバは、これでもかというくらい、

まだかとしびれが切れるほど、

焼く。目安は、もやしの青臭さが飛ぶまで。
それまで何度も、もやしの味見をさせられた。

しかし、

確かに美味しく、待つかいはある。


焼きうどんも、

しっかりと焼く。

海老がプリプリで美味しそう!

塩・胡椒で味付けをして、醤油はホンのちょろりで薄味。
仕上げは青のり。


ソバを〆にと思っていたが、お好み焼き屋に来たのだからやっぱり粉物で閉めようと、イカ天を追加。

ほれぼれするほどふっくらとした、側面。


満足。

飲み物もほどほどに、ウーロン茶や梅酒などを数杯飲み、4人で¥12,560。

安い!


名物のそのおばちゃん、どのように強烈かというと・・・

とにかくマシンガントーク。

ずっと、おばちゃんの独壇場。まるで舞台女優のようだ。

しかしそれをぼ~っと聞いていると、

「はい、ここで質問、これからどうする?」

と、ピーマンの焼き方を尋ねられたりしちゃう。
すぐに答えられないと、「ブッブ~」とダメ出し。

挙げ句の果てに、

「あんた、典型的なO型」

『え?Aですけど』

「母か父のどっちかが、O!」

『いえ、父も母もAですが』

「母方の親戚にOがいる!」

・・・そんなムチャな・・・。



下町育ちの私の周りには、子供の頃からこんなおばちゃんたちが沢山いた。
なので、全然へいき。
だって、悪気はないんだもん。いつでも本気で真剣。
でも、駄目な人は駄目だろう。
ケンカになってしまう人も、いるかもしれない。
私たちはおばちゃんから、「あぁ、楽しい」のお言葉を貰い、私たちも楽しんだ。

今までも多数のメディアに登場している「福竹」だが、
来月の『dancyu』にも掲載されるそうだ。

気になる方は、要チェック。