Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

神楽坂 「Ristorante STEFANO 」 リストランテ ステファノ

2008-08-16 | イタリアン
神楽坂「RISTORANTE STEFANO」で、土曜のランチ。

3,150円のランチにしようか4,200円のシェフのお勧めにしようかと迷ったが、
メニューを見て食べたいものがあったシェフのお勧めを食べることにした。
ランチはプリフィクス。
お勧めのメニューもそうだと思い、また悩んでいたら、書かれているもの全てが出ると言う。
驚き、食べられるかなと少し不安にもなったが、食べたい気持ちが勝ってチャレンジ。

Antipasto

ソースは甘いバルサミコ。

Primipiatti

牛肉のタリアッタは、ツナのソースで少し重め。
手前の魚のマリネは、強い酸味に干しぶどうの甘みが加わった、さっぱりとした料理。
この組み合わせはいい。

paneは三種類。

胡桃の入った黒いパンと白いパンは、外はカリカリ中はふんわり。
カリッとしたおつまみのような小さなパンも美味しくて、食べすぎに注意。

pasta


レモンの酸味と風味の利いた魚介のリゾットと

自家製ショートパスタのラグー


リゾットは、日本人好みの仕上がりで、芯は無い。私は好きだけど、好みは分かれるかも。
ラグーはパスタがモチモチ。
お肉たっぷりチーズもたっぷりのガッツリした料理だったが、酸味のあるリゾットとの組み合わせで、これもするすると口に入った。

Secondipiattiも、二つ。

まず一つ目のお魚は、サーモン。

サーモンの下のホタテが熱々で、嬉しい。
料理が熱々って、当たり前のことなんだけど、それが出来ないレストランも多い。
忙しいランチタイムであってもイライラするほど客を待たせず、出来立ての皿をサービスする。
そんな基本に、久々に出会えた気がした。

二品目のレバー

臭みは無く、レバーの旨みと玉ねぎの甘みが、ソースにうまく出ている。
ポレンタを崩して一緒に食べても美味しかったが、ポレンタ二枚は多すぎる。
食べ切れずに一枚は残してしまったが、もしもこの付け合せが野菜だったら、
食べきれたかもしれない。

Dolci盛り合わせ


このあたりでお腹はいっぱい。
盛り合わせなんて食べられるかしらと思っていたが、
重たいケーキはひとつも無かった。
しっかりとしたお料理をいただいた後に食べるドルチェ。
どっしりとした粉物のケーキやタルトだったら、きっと食べられなかっただろう。
食べている者のことをきちんと考えている、そんなことを感じさせてくれるドルチェだった。