Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

Aria di Tacubo(アーリア ディ タクボ) 恵比寿

2011-05-05 | イタリアン
恵比寿、アーリア ディ タクボ(Aria di Tacubo)でランチ。


一階は「アトリオ クチーナ タクボ」。
「アーリア ディ タクボ」は横の扉からマンションの中に入り、エレベーターを上がって4階。

税・サ込み、ランチはコペルトも無いきっちり5千円のコース。

前菜


ほんのりローズマリーが香るパン


パンは自家製なのだろうか?聞き忘れてしまったのだけれど、
とても美味しくて、食べすぎ注意。

オリーブオイルの他に、頼むとバターも出してくれる。


芹のパスタ


口直しの小さなサラダ



中は海老。
もっと食べたい。3つくらい食べたい。
タルタルもとてもお上手。

パスタがもう一品。

ソラマメのラビオリ


柚子のグラニテ


ここでやっとメイン。私は魚を選択してスズキ。
肉を選んだ友人は、鴨だった。

皮目はパリッと中はふんわり、塩加減も良い。


ドルチェは、魚を選んだ私にはティラミス


添えられているのは苦味の強い珈琲のクッキー
これにティラミスを乗せて戴く。

肉を選んだ友人は、グレープフルーツとジンジャーのドルチェ



cafeと共に、小さなお菓子


綺麗に包まれたマカロンを見て、
お持ち帰りにして家でまた楽しもうかとも思ったのだが、
先に食した友人たちが「美味しい!」とあまりにも言うので
誘惑に負けて包みを開けた・・・

パリッと一口いただくと酸味の効いた冷たいクリーム。
すぐに食べてよかった!

一皿のポーションは多くは無いが、出てくる皿数が多い。
少食の方はパンを食べ過ぎないようにしたほうが良いかもしれない。
しかしどの皿もはずれが無く、「ちょっとお腹が一杯になってきたぞ」と思っても
不思議と入る。流れの上手さなのかも。

「前菜は美味しかったのに」とか「パスタまでは良かった」とか、
素材の良さだけに頼ってそれで終わりというようなイタリアンも多い。
しかしこちらは、しっかりと作り込んだイタリアンだった。
久しぶりにきちんとしたイタリア料理を頂くことができて、嬉しかった。

品数の多さと6人という人数もあり、ランチであるのに3時間近い食事になった。
「だらだら出されるとお腹が一杯になっちゃう」という方が結構いらっしゃるけれど、
私はちびちびだらだら食べたいほうで、一度に大量には食べられないけれど
少しずつでなら何時間でも食べられるというタイプ。
なので時間のかかる食事会はとても好き。


RISTORANTE CASTELLINA レストランテカステリーナ 西麻布

2010-08-16 | イタリアン
西麻布、RISTORANTE CASTELLINA(レストランテカステリーナ)でランチ。

かなりヴォリウムがあるからお腹を空かせてきて、とのことだったが、
本当にたっぷりと満足できるランチだった。


ポルチーニのスープが、濃厚でとても美味しい。



魚介類の前菜盛り合わせ







大好きな海老もあって、満足!


パンは数種類あり、無くなるとすぐに温めて、好きなパンを置いてくれる。

とりわけ、このフォカッチャが美味しかったのだが、

食べ過ぎてはいけない。

本日のスペシャリテ


そして、これからパスタである。

4種類から選べるプリフィクスの中から、冷製パスタを選んだ。

生ハムを持ち上げると、

パスタ。そして夏野菜がたっぷり。

メインは肉や魚、やはり4種類の中から選べたが、
普段食べられないものが食べたいと思い、ホロホロ鶏を選んだ。


ホロホロ鶏の中に挽肉とレバーの詰め物。


ドルチェは桃のグラニテを


カプチーノには可愛らしい小さなハートが浮かぶ。


3800円に消費税、サービス料はランチだと5%、
お料理の数と美味しさに、満足度は高い。
コストパフォーマンスの良い店というのは、こういうお店のことをいうのだと思った。




TRATTORIA COLLE (トラットリア・コッレ) 浜町

2010-06-12 | イタリアン
友人が「東京洋菓子倶楽部の近くにイタリアンができたよ」
と言うのを聞いてもう一人の友人が
La Lingua Ochiaiにいた柿沼さんじゃない?」と言った。

柿沼さんならたぶん、野菜は美味しい。

TRATTORIA COLLE(トラットリア・コッレ)


前菜2種とパスタ、ドルチェと飲み物で2000円のランチ。

一つ目の前菜は野菜のテリーヌ、バーニャカウダーソース添え

根菜が多く、テリーヌに高さがあるのが良い。
そしてバーニャカウダーソースが暖かく、とても美味しい。

前菜二品目は、鴨とイチジク

鴨に塩気は無く、中に巻かれたイチジクがソースのような役割。
しかし添えられたサラダは葉の一つ一つに丁寧に塩が回っていて、
三つの食材を一緒に食べることで絶妙な美味しさになる。
イチジクからだろうか?後からほのかに香るハーブの香りも爽やか。

パスタは、私はトマトソースが食べたかったので、小柱と新ジャガイモのパスタ


友人たちの選んだパスタ





悪くない。
けど、惜しいと思う。だって前菜があんなに良かったんだもの。
まず、パスタそのものが良くない。
2000円でこれだけのものを出すのは良くやってらっしゃると思うのだけれど
量を少なめにしてでも、もう少し麺のランクを上げてみてはいかがだろうか。
全く違うコンセプトのソースにすべて同じ麺を合わせてしまうのも、もったいない。
ランチだから忙しいし、茹で上がりの早い麺を使いたい気持ちは分かるのですけどね・・・。でも、もっと美味しいものが出せる方だと思う。
あと、皿にソースが残らないのも気になった。
汁気が足らない。麺がすべてを吸ってしまって、ちょっとパサッとした印象が残る。
友人が、「ソースがうまく乳化していない」と言っていた。

しかしこれにドルチェ



飲み物が付いて2000円は本当に素晴らしいと思う。
今回はメインも頂いていないので、ここまでのことしか書けない。
しかし、夜のコースはもっと素晴らしいのではないかと思っている。

Ristrante La ciau ラ・チャウ 田町

2010-02-19 | イタリアン
Ristrante La ciau(ラ・チャウ)でランチ。



2520円のBコース。

前菜

お安いコースなのに手を抜いていない。

パスタはプリフィクスで、
私は牛肉のラグー。

印象的なパスタではないが、少し冷めてくると味が馴染み、トリュフの香りが立ち美味しい。

パスタはコースの量ではなく、パスタランチに出てくるような量だった。
このあたりでちょっと、お腹は一杯になってくる。

メインは肉か魚を選べる。

皮目がパリッと焼かれていて、とてもお上手な火入れ加減。

ドルチェ

税・サ込み2520円のコースでここまで出るのかと驚いた。



もちろん、飲み物も付く。

パンの美味しい店だった。
「美味しかった」と伝えると、予約のときに言えば焼いてくれると言う。
大きな胡桃パンが400円。
どこまでも安い。





クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア (CLINICA GASTRONOMICA Esperia)

2010-02-07 | イタリアン
フランス大使館から広尾Cafe des presでお茶をしてからぶらぶら歩き、

クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア(CLINICA GASTRONOMICA Esperia)」でランチ。





シェフがチーズのシェバリエを持ってる方だからか、メニューにはチーズを使ったお料理が多い。
せっかくなので、今日はメインの付いたランチコース。


前菜

蟹が美味しい。
手前に置かれた西洋わさびを付けて頂くと、また風味が変わる。


パスタは、私は車えびと小松菜のペーストで炊いたリゾット


友人はゴルゴンゾーラとトマトのロングパスタ


パスタは取り皿を貰い、二人で分け合って食べたのだがどちらもとても良かった。
リゾットはアルデンテなのに芯があるわけではなく、モチモチとした旨さがあり、
ゴルゴンゾーラのパスタもソースがまろやか。
トマトの酸味効果だろうか、強いソースのはずなのにチーズが立っていない。

メインは白金豚のミラノ風カツ

サクサクの衣に、たっぷりのレモンを絞っていただく。

付け合せ


そしてデザート

りんごのコンポートと
柚子のシャーベット


皮が口の中に少し残るほど、しっかりのした柚子の苦味が残る。
しかしそれが美味しい。


この日、サービスに立っていたのは女性だけだった。
柔らかな物腰が、この店の雰囲気にぴったりだと思った。

「BAR BOLZANO」バール・ボルツァーノ 下北沢

2009-10-04 | イタリアン
豪徳寺「三輪亭」が新たに、下北沢にチロリアンバールを出した。
下北沢「BAR BOLZANO」バール・ボルツァーノ

そこで軽く、近しい人のみで友人のお誕生日飲み会。


チロル地方は山の中。
新鮮な野菜が少ない。あってもキャベツやジャガイモ

そして、スパイスロードの影響か、中東の香りが強い。

イタリアンでは珍しい、揚げラビオリ


茹でソーセージ。皮を剥いで食べる。
焼きも食べた。写真を無くしてしまったのだが、私は焼きの方が好き。




砂肝のコンフィ


串焼き。

腸詰めやソーセージ、ハム、チーズなども、美味しい。

ハムの盛り合わせも、美味しかった。

でも、もうちょっと野菜が食べたい。


この地方独特のパスタ、スペッツレ2種。



こちらもパスタ。

かなり柔らかいけれど、ポレンタに似ている。


この後、別の友人も合流してケーキを食べに行き、

〆はお寿司。


食べ過ぎだと思う。


Ristorante-Enoteca Riva degli Etruschi 青山

2009-09-25 | イタリアン
Ristorante-Enoteca Riva degli Etruschi」(リストランテエノテカリヴァデリエトゥルスキ)

長い名前を覚えるのは、苦手。
なのに、どうしても、もう一度行きたかった。

5250円のランチ。

茄子とサンマのテリーヌ


アサリと烏賊のショートパスタ


メインは私は魚を選んだので、ウナギ。


葡萄の葉をはがす


これにデザートと

エスプレッソが付く。

安くはないが、お料理はとても良い。
残念なことに、こちらは今年いっぱいで閉店されるのだという。
新店舗は銀座に、もう少しカジュアルなレストランになってしまうらしい。
とても残念。

さかのうえ 神楽坂

2009-08-13 | イタリアン
友人に誘われて神楽坂
さかのうえ」でCena 5,000円のコース。












ふつうに美味しい。
悪くはない。
しかし何が美味しかったかと聞かれたら、思い出せない。
そんな感じ。




ご飯に誘ってくれた友人に、
「どんな人がタイプなの?」と聞かれ、
「私のことがすごく好きな人」と答えたら
「私は自分の方が追いかけたい」と、彼女は言った。
とても彼女らしい、狩人的発言。

「ミシェラドーロ」 二子玉川

2008-09-23 | イタリアン
二子玉川高島屋8階、「ミシェラドーロ」でランチ。

何度もお代わりできるサラダビュッフェとミネストローネスープの後、

数種の中からパスタが選べる。

私は、アサリのペペロンチーノを選んだ。

手打ち生パスタがモチモチと美味しく、アサリだけでなく野菜が入っているのも嬉しい。

ここまでなら2,000円。

更に1,500円プラスすると、メインを付けることが出来る。

魚を選んだ。

イサキ、だったかな?魚の名前を失念。バルサミコのソースは、美味しかった。

友人が食べた魚料理は、あんこう。


肉料理は豚のグリルとハンバーグが用意されていた。


食後の飲み物が付き、本来ならここで終わり。

しかし
「お腹に余裕があるようでしたら、いかがですか?」
と、ケーキを見せられ・・・

トウモロコシのパンナコッタと

ルバーブのティラミス


もちろん別料金。
しかし食べる価値有りな美味しさだった。


どの皿も野菜が美味しい。
しかし、何度も何度も同じ野菜が出てくるような印象が残る。
それが、つまらない。




神楽坂 「Ristorante STEFANO 」 リストランテ ステファノ

2008-08-16 | イタリアン
神楽坂「RISTORANTE STEFANO」で、土曜のランチ。

3,150円のランチにしようか4,200円のシェフのお勧めにしようかと迷ったが、
メニューを見て食べたいものがあったシェフのお勧めを食べることにした。
ランチはプリフィクス。
お勧めのメニューもそうだと思い、また悩んでいたら、書かれているもの全てが出ると言う。
驚き、食べられるかなと少し不安にもなったが、食べたい気持ちが勝ってチャレンジ。

Antipasto

ソースは甘いバルサミコ。

Primipiatti

牛肉のタリアッタは、ツナのソースで少し重め。
手前の魚のマリネは、強い酸味に干しぶどうの甘みが加わった、さっぱりとした料理。
この組み合わせはいい。

paneは三種類。

胡桃の入った黒いパンと白いパンは、外はカリカリ中はふんわり。
カリッとしたおつまみのような小さなパンも美味しくて、食べすぎに注意。

pasta


レモンの酸味と風味の利いた魚介のリゾットと

自家製ショートパスタのラグー


リゾットは、日本人好みの仕上がりで、芯は無い。私は好きだけど、好みは分かれるかも。
ラグーはパスタがモチモチ。
お肉たっぷりチーズもたっぷりのガッツリした料理だったが、酸味のあるリゾットとの組み合わせで、これもするすると口に入った。

Secondipiattiも、二つ。

まず一つ目のお魚は、サーモン。

サーモンの下のホタテが熱々で、嬉しい。
料理が熱々って、当たり前のことなんだけど、それが出来ないレストランも多い。
忙しいランチタイムであってもイライラするほど客を待たせず、出来立ての皿をサービスする。
そんな基本に、久々に出会えた気がした。

二品目のレバー

臭みは無く、レバーの旨みと玉ねぎの甘みが、ソースにうまく出ている。
ポレンタを崩して一緒に食べても美味しかったが、ポレンタ二枚は多すぎる。
食べ切れずに一枚は残してしまったが、もしもこの付け合せが野菜だったら、
食べきれたかもしれない。

Dolci盛り合わせ


このあたりでお腹はいっぱい。
盛り合わせなんて食べられるかしらと思っていたが、
重たいケーキはひとつも無かった。
しっかりとしたお料理をいただいた後に食べるドルチェ。
どっしりとした粉物のケーキやタルトだったら、きっと食べられなかっただろう。
食べている者のことをきちんと考えている、そんなことを感じさせてくれるドルチェだった。