Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

ロブションのカフェでケーキセット

2005-07-31 | Cafe・喫茶・Bar
マスカルポーネのクリームがのったチーズケーキ。
ブルーベリーの酸味が甘さと絡んで旨い。生地の固さもちょうどよい。
混んでいて、とても待ちましたが、フロアの男性の応対がすばらしく良かった。
私が飲食店をやっていたら、引き抜きたいと思うほど

日本橋三越「ASO 」

2005-07-31 | イタリアン
前菜は冷たいスープに浮かんだ魚介とパンナコッタ。
プリモピアットは蛸とオリーブのラグー、セカンドは鯛のポアレ赤ワインソース。
ドルチェはイチジクのコンポート。
ASOはここに限らず、いつでもサービスが完璧。
嫌な思いをしたことが一度もない。

「幸福論」 アラン

2005-07-29 | BOOK
読んだもの日記、というよりも私のバイブルです(笑)

アラン「定義集」の中の
『イチゴにイチゴの味があるように、人生には幸福の味がある』
という言葉が好きです。
定義集は、言葉に宝石箱のような本でした。

「幸福論」は、友人の勧めで読みました。
以来、虜です(笑)

岩波版神谷幹夫氏訳の本は、手に入らないかもしれない。
もしかしたら岩波には在庫ないかも・・・。
しかし集英社から白井健三郎さんが訳した文庫もあります。 ぜひぜひ。

自分自身が嫌いな人、自分は不幸だと思っている人にはぜひ読んでほしい。

難しい言葉を並べている本ではありません。
とても身近なたとえで、私たちに幸福に過ごすコツを教えてくれる。

「雨のなか」が好きです。
そのなかでアランは、

『小雨が振っていたとする。あなたは表に出たら、傘を広げる。それでじゅうぶんだ。「またいやな雨だ!」などと言ったところで、なんの役に立とう。雨のしずくも、雲も、風も、どうなるわけでもない。「ああ、結構なおしめりだ」と、なぜ言わないのか。』

-中略-

『人間のことも雨同様にみなすがいい。それは容易なことではない、とあなたは言うかもしれない。ところが容易なのだ。雨に対してよりもずっと容易なのだ。なぜならあなたが微笑したところで雨に対してなんということもないが、人々に対しては大いに役に立つからだ。そして、たんに微笑みのまねをしただけでも、もう人々の悲しみや悩みを少なくする。』

この本は、私を幸せにしてくれる。


西荻「バルタザール」

2005-07-19 | 飲食・その他
ホビット村、バルタザールでお食事会。
写真はありません。また、食らってしまいました。
だって、おなかが空いていたんですもん!

美味しかったです(*^^*)
とにかく野菜が美味しいのです。
なんて言ったらいいのかなぁ・・・力のある野菜、そんな感じでした。

サーモンの南蛮漬け、かつおのたたき、豆腐キムチ、キャベツともやしのきな粉和え、ゴーヤチャンプルー、春雨とお野菜の炒め物、色々入ったサラダ、玄米のタコライス!

とくに、きゅうりの旨さは印象的でした。

「最後の瞬間のすごく大きな変化」 グレイス・ペイリー

2005-07-16 | BOOK
村上春樹 訳、というのが気になり、単行本を一冊買った。

グレイス・ペイリー「最後の瞬間のすごく大きな変化」

これが難解。 
春樹氏が後書きにも書いているが、話が気分しだいであちこちにシフトしてしまう。
読み進んでいけばいくほど、訳の分からない迷宮に迷い込んでしまったかのような文章の中に放り出されてしまう。
しかし、その中に魅力的な詩的表現がちりばめられていて、目が離せない。
なんだろう。おと?センテンスのリズム?
これが何とも心地よい。

じつはこの本、まだ読了していません。
半分ほど読んだところで、
この本は簡単に読んでしまうにはもったいなさ過ぎる。
ということに気が付いたのです。
あっさり読み終わってしまうにはもったいない本だ。
この本は、私が何かを待っている時に読む本にしよう。
友人を待っている喫茶店、病院の待合室、どこでもいい。
終わりのあるなにかを待っている時間にこの本は読みたい。
繰り返し、行ったり来たりしながら、何度も何度も彼女の言葉を浴びる喜びに浸りたい。

しかしこれはもしかしたら鞄の隅にこの本を、いつも忍ばせておきたい、という思いなのかもしれない。




新宿御苑前「ミュン」

2005-07-15 | エスニック
友里とランチに入りました。
ランチメニューは5つほどしかなく、チキンカレー、豚の角煮、鶏のレモングラス焼き、中華丼・・・。
ベトナム料理じゃないじゃん(・_・;)
友里は豚の角煮、私はカレーを食べました。
美味しかったです。これで600円なら、ご近所のリーマンの皆様も通いますよ~。
でもベトナム料理が食べたかったら、夜行かないと駄目なのね。学習しました。


広尾「グットドール・クラッティーニ」

2005-07-13 | イタリアン
友人三人とランチ。
言わずと知れた倉谷シェフです。
乃木坂のリングアヌーダを仕切っていた頃は、出の遅い方として有名でしたが、今はどうなのでしょう?美味しいという人とそうでも無いという人もいて、評価は賛否両論。

ランチメニューはいくつかあったけど、サラダとパスタが二種、飲み物のつくコースを頼み、三人でお皿を回して楽しみました。

頼んだパスタは、桃のカッペリーニ、生うにのパスタ、海老とイカ墨のパスタ、鯵と葱のパスタ、トマトとトリッパのペンネ。(写真は桃のカッペリーニ)

私が選んだのは桃のカッペリーニとトリッパのペンネ。
桃のカッペリーニは、凄く期待してたんだけど、もうちょっと何かが足りない気がする。
ミントと荒く砕いた白胡椒のパンチは良く利いていて良かったと思うんだけど・・・。
赤ワインビネガーが強い。すっぱすぎる。
桃と合わせるならパスタももう少し細い方が美味しいだろう。
パスタの量も多すぎる、と思うのは私だけでしょうか?
こういう料理はパスタが少ない方が上品だと思うんだけど。
ペンネは茹ですぎ。
これは好みかもしれないけれど、私はキシキシするほど硬いペンネが好き。
トリッパは上等でした。
ものすごく柔らかく、臭みも無かった。
他のパスタにも言える事だけれど、このシェフは下ごしらえが上手い!
鯵も仄かな柑橘類の香りが微妙な加減で利いていた。

しかし、すべてのパスタの味が濃かった。塩がきつい。
茹でているお湯の塩が強いような感じ。
みんなそれなりに手をかけているし美味しいのに、それが惜しい。

生うにのパスタは通常料金に800プラスだが、フロアの男の子が卒倒するほど美味しいですよと言うほどではなかった。
これ、板に乗ってるウニじゃないのか?
800円もプラス料金を取るのなら、塩水うにくらい使ってください。

美味しいイタリアンが食べたいな。次は恵比寿を開拓しよ・・・。