雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

ホタルイカの身投げ

2009年03月21日 | 出来事

3月20日(金)  夜中に八重津浜海岸へ走る。。


今朝の北日本新聞に、ホタルイカの身投げは産卵期の3~5月に起きる現象で

海が穏やかで、月明かりのない夜に起きやすいと書かれていた。
青白い幻想的な光の帯が連なって、まるで「星の海」のように見えるそうだ!

自宅から20分位の、八重津浜海水浴場に行ってみると、先着で車が5~6台停まっていた。
月明かりはなく、明日の予報は晴れだったので、空の星☆は綺麗に見えたが
ゴ~ゴ~とうねり声をあげながら、怖いくらいに海岸沿いの波は荒く、
今日はそれらしい現象は全くないようで、しばし北斗七星を見上げていた☆

帰ろうとした時に、ふと足元で青い光を発見!



弱々しかったが、色はクッキリ青くて小さな光が二つ見えた!…ちょっと感動!



急いで、カメラのストロボをオートにして撮ってみたら
今、正に波で海岸に打ち上げられてきたホタルイカだった!

10分位の間に、3匹(杯?)のホタルイカが打ち上げられてきた。
しばらく青く光っていたが、光は1~2分ほどで薄くなって、やがて消えていった!
ホタルイカは、産卵の後は死んでしまうらしい
やはり、身投げと言うくらいだから、産卵と言う偉業を成し遂げて命が尽きたのだろうか?

取りあえず自宅に連れて帰ることにした!



20分の移動にも耐え、家に着いてもしばらくは生きていてくれたが
やはり時間の問題だった!しかも真水では生きられないよね!
ごめんなさいホタルイカさん!決して食べたりはしませんから…^^;

ちなみに青く光っていたのは足の先っちょだったような気がする。
良く見ると、先が黒く見えている部分がそれぞれ2ヶ所あって
その2か所が光っていたようだった!

「星の海」に見えるとなると、想像を超えるくらい、かなりの数なのだろうか?
いつでも見られる訳ではない!と言うのは、まぁそうかなって気がするが
見られるためには条件がある!と言うのもちょっと不思議な気がする!

身投げの条件は、新月、海が満潮前後の南風が吹く夜…らしい♪






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