雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

奥獅子吼山(928m)で白いカタクリに出会う♪

2014年04月26日 | 石川県の山

色濃くて、本日一番綺麗に咲いていた奥獅子吼山のカタクリ


2014/4/24(木)  奥獅子吼山(928m)と白いカタクリ

                                        樹木公園登山口よりパーク獅子吼登山口周回コース


樹木公園登山口(8:20)→犀鶴林道出合(9:30)→避難小屋跡(10:30)→奥獅子吼山頂(10:50~12:30)→
犀鶴林道出合(13:25)→月惜小屋(14:20)→パーク獅子吼登山口(14:45)→樹木公園P(15:00)


白いカタクリに出会う♪


「平栗のカタクリは終わっていた」 と言っていたKさんと2人で、トレーニング兼カタクリを求めて奥獅子吼山へ!

今年は低山や平地での積雪量が少なく、平地でのカタクリの見頃が早まっていたようである。
4月13日(日)、用事で出かけた福井県南越前市にある藤倉山への登山道入口(例年神社裏に群生)
ついでに寄り道したのだったが、ここも全く終盤で、しかもシカの被害で花すらほとんどなかったのである。

山はどうだろう?少しは咲き残っていて欲しいなーとの期待を込めて、樹木公園登山口を登って行った。
登りではイカリソウやスミレ、ショウジョウバカマやキクザキイチゲが目立ち、最初は多少落胆したのであったが、
林道出合少し前から花が見られ、群生を良~く見るとまだまだ蕾が多く、これから一週間前後見頃と思えた。

尾根に出てから山頂までには残雪もあり、この雪も連日の暖かさで5月頭までには殆ど融けそうである。

本日はお天気に恵まれ風もなくポカポカ陽気で、山頂での白山眺望は最高であった!
山頂到着は私たちが一番乗り、その後何組もの方達が登って来られて、話が弾みついつい長居(^^♪
白山の写真を撮ったり、カタクリの話や山座同定などして、1時間半以上をのんびり過ごしたのである。

特にKさんと、マニヤックな石川県の山が好きと言う、自称「山屋」の「kumanote」さんとの話が弾み
私の少ない山経験ではとても話に入って行けないので、黙って隣で聞いているだけだったが、
やはり話に入れず、後ろで黙って聞いていたご夫婦も、私にビックリ顔で凄い人たちだと言っていた(^^ゞ

下りでは、犀鶴林道出合を過ぎてから月惜小屋までの間、登山道両脇にカタクリの群生が続き
ちょうど見頃を迎えていて、蕾もチラホラ…得に杉林を抜けてから、白いカタクリ(4輪)にも出会えた♪
擦れ違った人何人かから、白いカタクリがちょうど咲いていると言う言葉をかけて貰っていたが、
実際に見つけた時は、2人で歓声を上げて大はしゃぎ(特に私かな)、角度を変えて写真をパチパチ…
今迄、白いカタクリには2度出会っていたが、奥獅子吼山では初めての出会いだった。

今回は、標高で言うと650m~750m辺りが見頃で、それ以下は終わりがけ、それ以上はまだ蕾も多く
カタクリを多く見られたのは、パーク獅子吼からの登山道の方であったと言う結論である。
獅子吼登山口の林道出合駐車場に車が数台止めてあったが、楽をしてここから登って来た人たちは
残念ながら、本当の奥獅子吼山のカタクリの群生と白いカタクリを見逃したのではないだろうか?と思える。

目的は人それぞれだが、この日は下りでも多くのグループと擦れ違い(40人以上)、半日でも気軽に山頂を踏めて
白山市にある白山眺望の山として、皆に愛されているんだなーと、改めて考えさせられた山行となった。


樹木公園登山口から。。。


 
建物の端の階段を登ると最初の登山道案内        直ぐに車道を越して入る2番目の登山道案内


 
イカリソウとスミレの群生が目立ち、30分程登るとカタクリがポツポツ咲いていた。


 
1時間程登ると、深紅の椿の見頃とイワウチワの群生に出会う


  
ポツポツ咲いていたカタクリ…林道出合を過ぎてからは群生が見られるようになったが、まだ蕾が多かった。
右画像は下りに使った月惜小屋方面との分岐で、この先の尾根上は雪解け水で部分的にドロドロ登山道!
 

 
右手が開けて手取川や街が一望                 間もなく所々残雪が現れる!


 
雪解けが遅い場所ではショウジョウバカマが群生…踏み抜く程は残っていないが、しばらく残雪が続いた。


 
小屋跡地で白山のクッキリ眺望に2人で喜んだ♪


 
山頂手前(15分程)に咲いていた、美しく見頃だったキクザキイチゲとショウジョウバカマ


2時間半で山頂に到着!


 
奥獅子吼山山頂一番乗り!                      山頂の三等三角点



青空と白い白山が美しかった!



大門山、高三郎山



見越山、奈良岳



大笠山、口三方岳、笈ヶ岳


下りは月惜小屋経由で下山。。。


 
分岐から第2鉄塔を過ぎて直ぐの場所に小さな池があり、カエルの卵大量と、クロサンショウウオの卵が大量!


 
林道出合から下山道に入ってすぐにカタクリの群生が見事に続き、白いキクザキイチゲも多かった。



写真を撮りながらゆっくり鑑賞(^^♪ ピンクのカタクリロードに感激!



手前に写っているのはほとんどが蕾である。



カタクリが途切れた所で、椿の木が群生し、花も綺麗でこれから咲く蕾が多かった。(奥はタムシバの花)


 
延命水と書かれた小さな看板から数m下(人がいる場所)に延命水があり、美味しく頂いた。


 
延命水の近くに咲いていたコシノコバイモ                     黄色の花…名前は??


白いカタクリを見逃したかな?と諦めていたら…



見つけました!白いカタクリ…微笑ましくピンクと向かい合って咲いていた。(1輪目)



同じ場所に(2輪目)


 
数メートル離れてもう一輪(3輪目)



見頃の群生が続く。。。



そしてまた少し離れてもう一輪(4輪目)


 
その後も、これは綺麗と言うピンクのカタクリを見つけた。(右画像はトップと同じカタクリを撮ったもの)


 
 パーク獅子吼の登山口に下りて来た。            パーク内は芽吹きが始まり遅桜の花盛り!


この後、爽やかな風の中、ヨメ菜を採りながら徒歩15分弱の道路歩きで、樹木公園Pまで戻った。

コメント
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