ケナシヤブデマリ…花びらの一枚だけが小さいのが特徴で、ムシカリ(オオカメノキ)に似ているが別物
2013/5/26(日) 奥医王山(939m)清掃登山
湯楽(7:50)~車回送~(8:15)→横谷峠登山口(8:35~40)→鉄塔(9:35)→
奥医王山頂(10:55~山頂直下で昼食~11:50)→オージャラ(13:00)→栃尾集落(14:00~10)→
湯楽(14:20~ゴミの計量、車の回送、湯楽で入浴後解散)
新緑の横谷峠から栃尾へ下山
毎年6月の第一日曜日に開催されている 「全国一斉クリーンハイク」 に先駆けて、5月26日(日)に行なわれた、
恒例の医王山清掃登山(横谷峠から奥医王山の山頂を踏んで、栃尾集落へ下るCコース)に参加した。
ちなみにAコースは、見上峠から入り、車道を含め奥医王山までの伝統のコース
Bコースは、ビジターセンターから入り、医王山最大の難所?鳶岩を入れたコースである。
今回はこの3コースで実施され、参加者は、A-12名、B-11名、C-14名(総勢 37名)であった。
横谷から奥医王までは登山者も比較的少なく、新緑や旬の花、ヤマフジやタニウツギなどに癒されながらの
気持ちが良い登山道であり、ほとんどの急登個所は階段で整備されていた。
この日は予想以上に気温が高く皆さん汗だくとなり、奥医王山頂は日影がなかったので、
2分程戻った場所 ( 涼しげな大きな木の下にベンチが2個あり )で昼休憩とした。
<奥医王から栃尾への下り、一週間前の下見では…>
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小原、栃尾の分岐点直下からオージャラにかけて細い沢下りとなり、雪解けからそう日も経っていない為、
浮き石も有り注意!3点支持で降りなければならない場所も有り、泥汚れも覚悟願います。
また途中に2箇所、1.5m程の急な段差が有ります。20m程雪上を歩く場所もあるので、念の為、
スリング、カラビナ、ロープ(6mm/10m)は持参します。ひょっとしてロープで確保も有りかと・・・。
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下見をして下さったCL・SLさんから このようなメールが届いていたが、ここ一週間
ず~っと晴れ晴れ晴れ…が続いたので、残雪だった箇所の雪もすっかり解けて、運良く沢沿いも比較的乾いており、
急な段差もロープの出番はなし(ベテランさんも新人さんも、足の長い人も短い人も)無事にクリアできた。
裏を返せば中途半端な残雪と雨の日は要注意!沢沿いを歩くので、状態によってはちょっと覚悟がいる。
栃尾集落にあった看板にも「難路・上級者向け、荒天時通行不可!」と赤い文字でしっかりと書かれていた。
沢沿い以外は水平道も多くあり、この時期は新緑とマイナスイオンいっぱいで、
登山道を歩くだけでススタケ狩りも楽しめて、春先の可愛い花々も多く咲き、珍しいギンランも見られた。
栃尾では元気に吠える犬が2匹と、いつものおじさんが笑顔で出迎えて下さり、
「今日は気持ちが良い日で山は良かったでしょう?」と声をかけて頂く。「今日は清掃(ゴミ拾い)が目的の登山でした。」
と答えたが、清掃登山としては初めての横谷栃尾コース、ゴミは少なめの500gであった。
栃尾登山口にあった看板より…難路の証拠写真
車3台を栃尾にデポして、横谷峠登山口へ
横谷峠登山口(看板の右を入って行く) 時間の目安になる案内が至る所に…
新緑の屋根の下で休憩 山頂手前は涼しげなブナ林
奥医王山(939m)に到着! 下りの分岐でダオ山、白兀山と車道が見えた。
分岐過ぎからは岩がゴロゴロの沢下り…これは序の口
栃尾集落(ピザを焼いて食べた懐かしい場所)に下山して、美味しい湧水を頂いた。
出会った花たち
ユキザサ群生 シュンラン
あちらこちらに見事なヤマフジ タニウツギ
真っ白のコアジサイ群生 アズマシロカネソウ
サンカヨウも群生 ギンラン(ボケました)