雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

春の妖精「ギフチョウ」を求めて

2008年05月25日 | 自然の風景

蝶研究家…大野 豊さん出版 「富山のギフチョウ」より

 
5月24日(土)曇りのち雨
 当初の計画だったブナオ峠は、残雪の為未だ通行止めとの情報により
南砺市利賀村にある、山の神峠に行って来ました。

日本昆虫協会会員、北日本カルチャーナチュラリスト講師である、
大野 豊さんの案内で、蝶などの自然観察が目的でした。

蝶は晴天の日に、花の蜜を求めて飛び交うそうです。
花もまた、晴天の日にパッと花開くとのこと(大野さん談)
終始曇り空などの影響もあり、ギフチョウには会えなかったのですが、
何種類かの蝶に出会えて、まずまず…。
 
 
 
大野さんがタモで捕まえた「ヤマキマダラヒカゲチョウ
 
 
 
 
道中は桐の花や栃の花も満開で、中部北陸自然歩道となっていた林道では
初夏を思わせるブナの新緑の中をゆっくりと歩くことが出来、
タラの芽・ゼンマイ・ウドもちょっぴり収穫^^;
いつもとは一味違った、早春の山ハイキングを楽しめました。
 
 
 
 
森の揺りかご?
人が寝ころべそうな空間、ブナの巨木
 
 
 
 
パラっと来た雨を心配しながらも、ついでにと寄った猫池では、
浮き島と言って、草が池に浮いている様子や
クロサンショウウオの卵を見ることが出来ました。
 
 
 
 
クロサンショウウオの白い卵
ブドウの房のように、数十個まとまって浮いているのを観察
ニワトリの玉子位の大きさで、確認できたのは7ヵ所です。
以外に大きいんだなぁ…
 

 
 
 
 
最近よく見かけて、余りにも綺麗な色なので
花なのか?新芽なのか?分からなかったのですが
山ブドウの新芽と判明!ちょっと成長して右の画像に…
考えてみれば、なるほど新芽はブドウ色です。
 
収穫の秋に、こっそり来てみたいかも
 
コメント (1)
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