白雲去来

蜷川正大の日々是口実

世の中は三日見ぬ間の桜かな。

2021-03-29 10:11:01 | 日記

3月27日(土)晴れ。

世の中は三日見ぬ間の桜かな。ではないが、横浜にも開花宣言が出た。別段、お花見など最近ではやらなくなったが、なぜか桜が満開と聞くとソワソワする。もう16年前から、自宅近くの下町を流れる大岡川沿いの桜の下で家族写真を撮っている。上の子供が小学校の三年、下が一年生の頃からである。桜イコール、卒業式、入学式の思い出に重なる。そして、外国人に、「日本人の心とは」と聞かれたならば、即、敷島の大和心を人問わば朝日に匂う山桜花。と答えるのが一番わかりやすい。

昭和19年10月20日、この日、わが国で初めて神風特別攻撃隊が編成された。その名前も、前述の本居宣長の歌から「敷島隊」「大和隊」「朝日隊」「山桜隊」と命名された。咲き誇ることよりも、散ることの儚さ、哀れさに「美」を見る。正に桜は日本人の精神性の象徴でもある。小林一茶の句に、桜咲く大日本ぞ日本ぞ。がある。桜を見ると、即、この句が浮かぶ。

今年も、家族で、桜の下で写真を撮った。その後、京都へ旅行に行く下の子供を送って新横浜へ。時間があるので駅ビルにある「トラジ」という焼肉屋でランチ。可もなく不可もない味だった。まあ一人三千円弱では文句も言えん。街には人通りが多く、車も多いように感じた。当然、駅ビルのレストラン街のどのお店も混雑していた。良いか悪いか分からないが、政治のせいだけにはしたくはないと思っている。駅ビルに、さつま揚げの能登屋があるのを思い出し、「玉ねぎ天」「もやし揚げ」をたっぷり買って帰宅。

夜は、入浴後に月下独酌。お供は「黒霧島」。

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