白雲去来

蜷川正大の日々是口実

子供より親が嬉しい入学式でした。

2015-04-06 22:49:25 | 日記
四月三日(金)雨後曇り。

折角桜が満開となったのにお天道様も情がない。朝から「花散らし」の強風に加えて雨まで降っている。天気は憂鬱だが、今日は神武天皇祭と上の子供の大学の入学式があり朝から気分は晴れやかである。

神武天皇祭とは、初代天皇である神武天皇の崩御日にあたる四月三日に毎年行なわれ、神武天皇の天皇霊を祭る。崩御日は『日本書紀』によれば紀元前五八六年(神武天皇七十六年)三月十一日であるが、これをグレゴリオ暦に換算して四月三日としている。宮中の皇霊殿と神武天皇陵に治定される奈良県橿原市の畝傍山東北陵で儀式が行われる。神武天皇祭は幕末の孝明天皇の時代、一八六〇年(万延元年)三月十一日に神武天皇の御陵祭として始まり、明治四年九月に定められた「四時祭典定則」で規則化され、その後、明治四十一年九月十九日制定の「皇室祭祀令」で改めて法制化された。同法は昭和二十二年五月二日に廃止されたが、以降も宮中祭祀として存続している。

このめでたき日に、上の子供の入学式が行われた。朝九時に愚妻と子供を入学式の会場となった横浜文化体育館に送って行く。この体育館は私が成人式の際の式典が行われたところだ。まず出かける前に家の前で記念写真を撮る。幼稚園の入園式以来続いている我が家の恒例行事である。私も出席しようとも思ったが、親子揃って行くようなことでもないと思い、送って行くだけにした。

子供は、なぜか私よりも社友の隠岐康氏を尊敬し、今年箱根駅伝で隠岐氏が卒業した青山学院への進学を目指した。入試は合格したが、第一志望の横浜国立大学にも合格した。本人は東京の、それも青学に行きたかったらしいが、親としては月謝の安い国立大学の方が大いに助かる。「卒業したら東京の会社に就職すれば」と言い含めて横国大にさせた。素浪人の身としては、少しでも安い大学に行くことは、この上もない親孝行である。

午後から下の子供を連れて歯医者へ。私が子供の頃から歯が悪かったこともあり、子供には同じ苦労をさせたくないと思い歯だけには神経を使っている。これも親の務めか。
夜は家族揃って入学祝の夕食。と言っても私だけが「カツオの刺し身」で家族はありあわせの物。とりあえず「乾杯」の響きが良かった夜だった。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜公園散策。 | トップ | 花の雨 けむる祖国のさみしさよ »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事