白雲去来

蜷川正大の日々是口実

インディアンと戦った騎兵隊も差別主義者になっちゃうかも。

2020-06-12 13:56:07 | 日記
六月二日(火)晴れ。

朝食は、「フクイ」のポークカレー、コロッケ、キャベツの千切り。昼は抜いた。夜は、トントロ、春巻、冷奴、山芋と人参の糠漬け。お供は「黒霧島」に「ジョニ黒」。「全国のお取り寄せカレー」でランキングに入っている「フクイのカレー」を家族で朝から食す。贅沢感にお腹も心も満たされる。

何でも、偽札を使ったかと言うような容疑で、アメリカの黒人が警察官に確保された際に亡くなったことで、アメリカはもとより、イギリスやフランスでも「人種差別」に反対するデモが行われている。

その影響か、ワーナーメディアが展開する動画配信サービス「HBO Max」は、アカデミー賞受賞作『風と共に去りぬ』(1939年)が人種差別的な表現が含まれているためだとして配信を取りやめた。と報道で知った。おいおい頭は大丈夫か。黒人だけが差別を受けていたわけではないだろう。それなら騎兵隊がインデアンを討伐する西部劇はどうなんだ。ジョン・ウェインも差別主義者にされかねない。

大体、コロンブスがアメリカ大陸を発見した時に、そこをインドと間違えて、そこに住む人たちだからインディアン(インド人)呼んだという説が有力である。さすがに今ではネイティブ・アメリカンと言っているそうだが、こういった運動が麻疹のように伝搬して行くのは、どうかなぁー。コロンブスの銅像が、原住民を虐殺したとかいうことで、引き倒され、捨てられたりしている。そんなことを言ったら、 かつてアメリカが支配していたフイリピンに謝ったほうが良い。

米西戦争の最中に独立を果たしたのもつかの間、1898年のパリ条約によりフィリピンの統治権がスペインからアメリカ合衆国に譲渡された。1899年1月21日にフィリピン共和国がフィリピン人によって建国された。5月18日にサンボアンガ共和国(英語版)がサンボアンゲーニョ(英語版)によって建国された。 建国を承認しないアメリカによる植民地化にフィリピンは猛烈に抵抗したものの、米比戦争で60万人のフィリピン人がアメリカ軍により無残に虐殺され、抵抗運動は武力鎮圧された。1901年にアギナルドが米軍に逮捕されて第一共和国は崩壊し、フィリピンは旧スペイン植民地のグアム、プエルトリコと共にアメリカの主権の下に置かれ、過酷な植民地支配を受けることとなった。(ウイキ)

岩田温先生の『人種差別から読み解く大東亜戦争 』を是非読んでほしい。どれほど世界は不条理に満ち溢れているかが良く分かります。すみません。尻が滅裂で。

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時が去って行くのではなく、人が去って行く。

2020-06-12 13:24:25 | 日記
六月一日(月)雨。

雨か・・・。雨の台詞で有名なのは、「月さま雨が。春雨じゃ濡れて参ろう」の月形半平太ではないだろうか。ビキニ環礁で水爆実験が行われてからしばらくたっても、雨が降ると「放射能の雨で、ハゲになる」と子供同士で言い合って、慌てて建物の中に入ったものだ。

青江美奈のデビュー曲の「恍惚のブルース」の二番の歌詞の中に、「あたしをこんなにしたあなた。ブルーシルクの雨が降り、こころがしっとり濡れていた」と言うものがあり、「雨」の新しい語彙になるのではと感心したことがある。因みに三番には「ブルーパール」の霧が出てくる。そろそろ梅雨に入るが、雨の多い日も、「ブルーシルク」の雨が降ったり、「ブルーパールの霧」に包まれるのも風情がある。一緒に濡れて歩いてくれる芸者もいないけれど。

早朝に大熊雄二氏から電話が入る。夜中や早朝の電話には何か表情があって、胸騒ぎがする。案の定、訃報だった。大阪在住で、野村先生の盟友の岩田晃一氏が二日前に亡くなり、家族のみで葬儀を済ませたとのこと。岩田さんと言えば、参議院選挙「風の会」の大阪選対の責任者で、お世話になった。NHKの「未解決事件」の特集の時に、私が紹介させていただき、取材に応じて貰った。そのVTRを見ながら合掌。

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