白雲去来

蜷川正大の日々是口実

与党の勝利。

2016-07-12 11:22:45 | 日記
strong>七月十一日(月)晴れ。

昨日、遅くまでテレビで選挙速報を見ていたせいもあって、朝が辛かった。「改憲勢力が過半数」という結果になったが、自民党で単独過半数を取ったわけでもなく、公明党と連立している間では、改憲などは無理に違いあるまい。一体「改憲」と言っても、統一した見解があるのだろうか。また、安倍政権で「国民投票」をやるような土壌を築くことが出来るのか、さらに三分の二の支持を得る自信が自民党にあるのだろうか・・・。まあ、それでも、自民党の結党の理念である改憲に向かって努力してもらいたいと思っている。

それにしても沖縄の現職閣僚の島尻安伊子、北方沖縄担当大臣が落選したことは、むべなるかな。国会で、北方領土を「なんだっけ」はいただけない。さらに、大臣としての華が全く感じられない。これを機会に猛勉強して、一から出直してもらいたいものだ。保守だと思っていたのに、いつの間にかリベラル勢力に加担した曲学阿世の学者が、選挙に出てあえなく落選。当初からほとんど話題にならずに、あれ、そんな政党があったの。と言う感じでは、票に結びつかない。まあ四十六万余票は、泡沫候補としては善戦したのかもしれない。

やっとこさ一人の当選を果たした社民党。残念である。いや誤解しないでほしい。党首だけではなく、全員落選しなかったのが残念なのだ。期待していた「日本のこころ」が、七十三万余票、社民党の半分の票しか獲得できなかった。中山恭子先生も尊敬できる人だが、何と言ってももうお歳だ。真面目さに溢れているが、喋る時の滑舌が悪く、聞いていても何か心配でならない。三原じゅん子みたいな、活きの良い若手を党首にして、捲土重来を期してほしい。

ニュースでは、永六輔さんと、元ザ・ピーナツの、妹さんが亡くなった。どんどん昭和が遠ざかって行く感がある。ザ・ピーナツのCDのリマスター版でもないのかな。永六輔さんの「遠くに行きたい」が好きだ。確かジェリー藤尾さんが歌っていた。永六輔さんを偲んで、浅田飴でも買うか。

夜は、名前だけ立派な「蜷川政経懇」を関内にて開催。友人らと狭斜の巷にて傾城と傾国を相手に酔う。最後は、サリーズバーにて〆。
※現在発売中の「アサヒ芸能」で、このたびの英国EU離脱について、私と、民族革新会議事務局長 横山孝平氏、正氣塾副長 藤澤眞治氏が、我が国の右翼・民族派としてどう捉えているかという特集インタビューに応えている。英国が「離脱」をした是非。僅差で決した国民投票がもたらした功罪。台頭するEU内の右派・右翼政党は躍進を加速させるのか。頻発する過激派テロの本質的な原因とは。翻って我が日本の今後の在り方についてなどなど・・・。是非ご一読下さい。

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第二回・政治政策研究会

2016-07-12 11:07:35 | 日記
七月十日(日)晴れ。

今日は、第二十四回参議院議員通常選挙。午前中に、家族で投票に行った。上の子供は、初投票である。家族に、「誰に入れろ」とは言わない。家族であっても誰を支持するかは、自由であるからだ。私は、選挙区も比例も当然保守の候補者に投票した。

我々は巨悪と戦います。我々は理念なき政治、卑屈な外交を弾劾します。我々は、青少年に誇りを持てる国家を建設します。平成四年の参議院選挙における「風の会」のスローガンである。あの夏の日から二十四年が過ぎたのか。感慨深い。

今日は、弊社が主催する「政治政策研究会」を催した。盛会だった。講演テーマもタイムリーで、一時間半、席を立つ人がいなかった。今回から、ビデオで録画をした。機関誌と合わせて、DVDに焼いて機関誌の読者に配ろうと思っている。

第二回・二十一世紀書院・政治政策研究会 講師・藤井厳喜先生。演題―現実味を帯びて来たトランプ大統領ーお陰様で盛会裏に終了致しました。御多忙中にも関わらず、遠路ご出席を賜りました皆様、また関係者の皆さんに心から厚く御礼を申し上げます。この講演の内容は、『燃えよ祖国』に掲載させて頂きます。また直会にお付き合いをして頂きました皆様にも感謝申し上げます。 お陰様で盛会裏に終了致しました。御多忙中にも関わらず、遠路ご出席を賜りました皆様、また関係者の皆さんに心から厚く御礼を申し上げます。この講演の内容は、『燃えよ祖国』に掲載させて頂きます。また直会にお付き合いをして頂きました皆様にも感謝申し上げます。

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機関誌を発送。

2016-07-12 10:35:46 | 日記
七月九日(土)晴れ。

午前中から事務所。暑い、暑いを百回繰り返しても当たり前だが涼しくならない。丁合機の紙がくっ付いてしまうからと、ごまかしてクーラーをガンガン効かせた。貧乏性ゆえかもしれないが、クーラーのスイッチを入れる時に、何となく後ろめたい気持ちになる。電気代のこともあるが、こうして涼しい思いをしている時に、チラッと獄中で不自由な思いをしている同志や知人のことが脳裏をよぎるからである。もちろん一瞬のことなので、引きずっている訳でもない。獄は、冬は文字通りの寒獄、夏は灼熱地獄だ。その昔、野村先生から頂いた書簡の中にあったのが「獄中笑坐」。

夕方迄かかってようやく、発送。今月号は、読者や社友二十二名の皆さんから「オバマ大統領の広島訪問をどう思うか」というテーマで原稿を頂きました。民族派、保守と言えども様々な考えがあることを改めて知り、とても勉強になりました。原稿をお寄せいただきました、皆様に心から感謝申し上げます。尚、見本誌(千円)、ご購読をご希望の方はご遠慮なくご連絡下さい。

夜は、機関誌発送の慰労会。といっても酔狂亭での独酌だが。今日は、珍しく、カツオのタタキ。先日病院に行ったら血糖値が高かったので酒を減らそうとは思っているのだが・・・。分かっちゃいるけどやめられないか。

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浴衣が欲しい。

2016-07-12 10:05:44 | 日記
七月八日(金)曇り。

昨日の昼食は「天ぷらうどん」。といっても、自宅で、冷蔵庫の中にある野菜を中心に揚げた。最近は、紅生姜天に凝っていて、必ず加えることにしている。後は、人参、ナス、ごぼう、精進揚げと言えば聞こえが良いが、まあ冷蔵庫の整理ですな。暖かいつけ汁と、冷たいものを二つ作って食べる。ネギはたっぷりと加える。あーあ夏だなぁー。翌日、残った、それらの天ぷらを煮てから卵でとじる。正に一粒で二度おいしい。これがぁーしたくぅーてぇー、生きてぇー来たぁー。(何の歌のフレーズか分かるかな)

この時期、狭斜の巷に出ると、粋なお姐さんが、涼しげな絽か紗の着物を着て歩いているのを見かける。いいなぁー。こんなお姐さんを連れて、鮎でも食べに・・・などと良からぬ妄想が浮かぶが、そんなことをしている場合ではない。くだらないことに金を使っていないで、着物でも買おうかな。そう言えば、和服を着なくなってから久しい。とりあえずは浴衣をつくろうか。私が子供の頃は、たいていの家では、母親が、浴衣ぐらいは、自分の家で縫ったものだ。私の母もそうだった。浴衣を着た小さい頃の写真が何枚かある。縫物をする母の姿も、おぼろげに覚えている。

たらいの中に水をはって、キュウリ、トマト、マクワウリを冷やした。プールから帰ってくると、おやつ代わりに、そんな物を食べていた昭和の夏も、随分と遠ざかってしまった。氷を入れて冷やす冷蔵庫があったが、溶けた氷の水を捨てるのを忘れると、床がびしょびしょになって、怒られた。水を捨てるのは私が当番だったからだ。「トマトの芯だけ喰ひ残し『美味かった』」とは、野村先生の『銀河蒼茫』の夏の句である。

夜は、ナスと豚肉の牡蠣油炒め、富士宮焼きそばを肴に、暑さに耐えきれず、頂き物の「ドライビール」で涼んだ。

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