まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

シンガポールに負けたわけ

2010-08-19 20:12:36 | 経済

シンガポールに負けたわけ 8/19

 

GDP(国内総生産)の総計では中国に追い越され、一人あたりのGDPではシンガポール、香港にも、日本国は負けてしまった訳です。

勿論現時点では香港に逆転を許していませんが、追い越されるのは時間の問題でしょう。


 

以下、掲載日:2010年2月16日の再掲です

 

シンガポールに負けたわけ

IMF(国際通貨基金)の調査にて、2007年度一人あたりのGDP(国内総生産)は、シンガポールは3万5000ドルを超え、日本を抜いたと発表されています。

一人あたりのGDPは1994年に日本は世界一でした。

ところが、一昨年には17位、昨年には22位となり、40数年ぶりに日本はアジアで2位の立場に転落しました。

香港にも急迫されているので、このままでは香港に抜かれるのも時間の問題、それどころか4位の韓国にも抜かれる可能性が出てきたのです。

 

金融面でみると、シンガポールではテマセックやGICという政府系金融機関が年金などの資産運用をしており、この30年近くの運用実績は年率平均で10%程度はありました。

この年率平均10%で複利の資産運用をすれば、24年間で丁度10倍、30年間で17倍となります。

 

シンガポールのGDPは30年位前には2000ドル程度であったので、この数字はまさに、驚くほどの的中ぶりです。

シンガポールの様に30年で経済発展が17倍とは行かなくとも、日本でもこの15年で二倍の経済発展は可能でした。

 

それを潰してしまったのは、まさに日本政府(政官財)なのです。

年間86兆円の裏予算、無駄遣い。(15年分では1290兆円となり、これまた国民一人当たり1000万円の借金額と見事に一致しています。)

 

更にはバブル崩壊時の金融機関救済と称しての政治と金融との癒着隠しを目的とした無謀なるゼロ金利政策による経済破壊。

それさえ無ければ私たちの現在の給料は、15年前の二倍あった筈なのです。

 

残念としか言い様がありません。

 

以上は、掲載日:2008年7月21日の再掲

 

 

何故日本国は停滞しているのか

シンガポール駐在の日本人から見て

「シンガポール人がそんなにがんばっているという実感はない。毎日のように遅刻はするし、仕事が残っていても平気で帰ってしまうし、日本人の目から見て生産性が高い民族とはとても思えない。日本人がシンガポール人に負けているというのが、どうしても信じられない。」と言うのが本心でしょう。

 

先進国では経済が成長すれば、成長率はある程度低下する事は止む無き事でしょう。

しかし、全世界の平均年間成長率が、この20年間5パーセントであったのに対して、日本国の平均年間成長率は、この20年間で、0パーセントを下回った模様です。

 

私見では日本国の平均年間成長率は、この20年間で、5パーセントは達成出来ていた筈です。

即ち、この20年間で、年間GDPは、1200兆円達成も夢ではなかったと、私は考えています。

ところが、最新のGDP予測は何と名目450兆円にも達していません。

つまり日本国の庶民は20年前より貧乏となってしまった訳です。

 

シンガポールの経済人たちは驚きを隠せないそうです。

資源の何一つ無い、只の小国シンガポールが、何故、技術、教育、知性、勤勉性、全てが格段に優れた日本国に勝利出来たのか。

本当にシンガポールの経済人たちは驚いているようです。

 

官僚とマスコミに、幾度でも主張したい

現在の日本国に、国民の足を引っ張って貧民国に陥れる。

それを楽しんでいられる程の時間的余裕など無い。

もう二度と日本国を貧民国に陥れた、政官財、マスコミの過去のやりかたが、決して許される事が訪れ無い事を。

 

政権交代により、甘い汁が吸えなくなったこのシロアリ達にもう二度と出番が無い事を。

 

もうそろそろ、止めてくれませんか。

国民の税金、年金をちょろまかし、国民を塗炭の苦しみへと追いやっていた自公政権と、財界、官僚、マスコミ達が、政権交代に逆恨みして、井戸塀首相や、日本国の救世主たる改革の旗手を陥れる策略、猿芝居は。

 

我が国の国民が此れ以上、あなた達の猿芝居に躍らせられる筈など無いではありませんか。

国民は既に気付いていますよ。

民主党に政治と金の問題など、そもそも最初から存在していなかった事に。

 

当然ではありませんか。

政権与党であった、自民党の国会議員以外に誰が好き好んで袖の下を渡すものでしょう。

小沢一郎の三秘書を逮捕拘留した時点で、検察と自民党、マスコミの敗北は既に決定していた訳です。