まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

人類滅亡までの時間

2010-08-14 16:06:01 | 進化論

人類滅亡までの時間 8/14
掲載日:2007年12月27日

       

産業革命後化石燃料の消費量が飛躍的に増大し始めたのが約100年前で現在ではほぼ安定した消費量となっています。
私たちが使用しているエネルギーのうち約9割が化石燃料で賄われています。
その中でも私たちの生活に無くてはならないものとして石油があります。石油の無い生活を想像してみて下さい。

自動車、船舶、航空機全て使えません。ファンヒーター等の暖房器具も使えません。またナイロン、化学繊維も使えませんから衣類や毛布も高価でごわごわしたものになります。勿論すべてのプラスティック、ペットボトル、歯ブラシも無くなります。
石油はあと何年すると使い切ってしまうのでしょうか。

分母に石油使用量、分子に人類が採掘可能な埋蔵量を置くとき、石油を使い切ってしまうまでの時間が示されます。
この数字はずいぶん前から言われていて、オオカミ少年的に考えられてきましたが、最近では本質的、最終的な部分へたどり着き、もはや信ぜざるを得なくなってきました。

そのリミットは約40年、西暦2050年です。
するとどうなってしまうのでしょうか。
産業革命の頃、世界人口は僅か10億人程度でした。
ところが2050年代、現在から僅か50年以内に世界人口は100億人程度になると予測されています。

しかし、この世界人口の爆発的なる膨張、増加の原因は、石炭石油等の化石燃料を人類が活用した結果に過ぎません。
ところがこの化石燃料は50年以内に、完璧に枯渇する事が明白となっています。

その結果は明らかです。100億人の世界人口は、その後おそらく10年か20年程度で僅か10億人程度にまで減少するでしょう。
この地球が養うに足る世界人口は限られています。

このまま放っておけば、地球人類を養ってきたエネルギーが不足し、産業革命の頃の世界人口である、僅か10億人程度に逆戻りする事はやむなき事、必然といって良いでしょう。
地球人類の90パーセントが僅か数十年で死に絶える可能性が大である事を、私たちは本気で心配するべきです。

人類滅亡までの時間はもはや残り少ないと考えざるを得ません。
しかし諦めてはなりません。私たちには人類のみが持つ英知があります。まだ出来ることはある筈です。