佐倉にある 「川村記念美術館」 で開催されている 『マーク・ロスコ 瞑想する絵画』 展、ずーっと見たいと思っていたのに、気がつけば会期終了まであと1週間足らず。
もちろん慌てて行ってきましたよ♪
・・・・・・母の見舞いもついでにね (←またかよ・・・・)
このマーク・ロスコの 【シーグラム壁画】 は、そもそもニューヨークのシーグラムビルの1室に飾られるために作成されたもので、全部で30点あるそうですが、いろいろな事情でそのビルに飾られることなく、世界中に散逸してしまったわけです。
この 「川村記念美術館」 のロスコ・ルームには、通常でもその30点のうちの7点が保存・展示されているのですが、この期間中はロンドンのテート・モダンから3点、ワシントンのナショナルギャラリーからも5点を借り受け、あわせて15点が一堂に会して展示されております。
抽象画なので、もしかして私には理解できないかも・・・と思いつつも展示室に入り、中央に置かれたソファに腰掛け、ちょっと高めの場所に展示されているシーグラム壁画を、たぶん30分ぐらいぼけーっと見ておりました。
( ↑ 川村記念美術館ホームページより )
何かを感じた・・・と言ったらおこがましいことですが、ちょっと哲学的な感覚に陥ってましたね、私。
なんだかちょっとすっきりしちゃった。
この美術館は企画展以外の常設コレクションも充実しております。
レンブラント、モネ、ルノワール、ピカソ、マティス、シャガール。
これらを見るだけでも気分はリフレッシュですね。
そのうえここは庭園もいいんですよーー (笑)
散策路があって、四季の花がいっぱい。 今は花菖蒲が咲き始めかな。
( ↑ 天気が良過ぎてちょっと干からび気味です/笑 )
哲学のカケラもない私はシーグラムの壁画を見て
『襖の開け閉め』
と思ってしまいました(ぅおい!)
中だけでなく庭園も芸術してますなぁ~!
日焼けすると分かってても、ぽけ~~っとしていたくなりますね!
実は壁画に興味があったというより、この画が誕生する過程、飾られなかった理由、世界中に逸散した状況・・・から、このロスコさんという人物の方に興味があった私です(笑)
行き場をなくした絵画たちをテートギャラリーに託すまでの書簡が公開されてましたが、こちらは興味深かったですね。
ちなみに。
30分瞑想に耽っているように見えますが、実は別のことを妄想していたのかも知れません(爆)
ゲージュツは難しいっす。
好きです(^^)そして絵画も。
この絵の前に作者が立って
書いて、作者が亡くなっても絵は残る・・
ロマーン。
そういや。今話題の上野の
ルーブル展!!
入るまで一時間半待ち!
(ちなみに阿修羅は二時間待ち)
平日で、ですよ。
これが土日だったらどんなことに
なるやら、ガクガク)))
美術館に流れる空気、私も好きです。
好きな絵画を好きなだけ時間をかけて見て回るのは至福の時です。
・・・絵を見ながら「あーだこーだ」と薄~い感想を言い合っているオバさん軍団さえいなければ♪
会社の友人がルーブル行きましたよ。
やはり平日にもかかわらず1時間以上待って、入ったと思ったら人が多すぎてロクに見えなかったそうです・・・・(涙)
もう終わっちゃうんだよね、ルーブルも。