Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

5 回分をフル活用

2024-09-12 12:03:00 | 旅行
今年も青春 18 きっぷの夏が終わりました (笑)

青春 18 きっぷとは、年に 3 回、春・夏・冬に発売される、 JR 普通車限定の全国乗り放題きっぷの通称で、 1982 年 (昭和 58 年) から 40 年以上にわたって発売され続けている 「ロングランきっぷ」 です。

私がこのきっぷを初めて使ったのは、 2015 年夏のこと。
会社の夏休みが異例の 11 日間だったことから、体力があるうちに一度体験してみたいと挑戦したものだったのですが、これが思いのほか楽しかった。
このときは、ほとんど観光もせず (笑) ただただ列車に乗り続けていた 3 日間。



あまった2回分のきっぷは、オークションで売ったんだったなー。

2 回目は、それから 10 年ちかくも経過した今年、 2024 年の正月。
きっかけはやはり、直前に決まった年末年始休暇が 14 日間だったこと。
今回は、きちんと観光も設定し、初詣 1 日+城巡り 3 日の 4 日間。



今回も、発売期限ぎりぎりで購入したこともあり、きっぷが 1 回分余ったまま終了。
もちろん十分にモトは取れているのだが、 5 日間使用可能のきっぷをコンプリートしたいという新たな目標が示されたわけだ。

そして訪れた 2024 年夏。
使用期間 7/20 ~ 9/10 を最大限利用すべく、第一弾は 7/21 ~ 22 日の飯田線旅行で 2 日。
第二弾は、 8/11 の碓氷峠日帰りで 1 日。
そして、残り 2 回分は、私のたっての希望で、初めての 2 人旅に利用いたしました。
友人へのアプローチは、 「 18 きっぷで、御殿場線の乗りテツしませんか?」

当日は、友人の最寄り駅で待ち合わせ。
18 きっぷのセオリーに従い、いったん改札を出て、友人と共に再度入場。
ここで最後の乗車スタンプが押されて、無事コンプリート (笑)



コンプリートもうれしいけど、やっぱり初めての御殿場線乗車もうれしい。
東海道本線の 「国府津駅」 で乗り換えて、いざ 「御殿場線」 に進入!

ところで、御殿場線は、もともと東海道本線だったんですよ・・・・って、テツじゃなきゃ知らないよね、そんなこと (笑)

東海道本線が開通した当初は、まだ熱海-函南間の 「丹那トンネル」 が開通できておらず、東海道本線は、現在の御殿場線を利用した箱根越えルートでした。
この区間も、 「碓氷峠」 同様の急こう配で、国府津駅と沼津駅で、登坂用の機関車を連結せざるを得ず、東海道の輸送における 「ボトルネック」 だったのですが、 15 年以上の工事期間を経て、丹那トンネルが開通すると、待ってましたとばかりに丹那トンネル経由に変更され、箱根超えルートは、アッという間にローカル風味満載の 「御殿場線」 に・・・・・。

ちなみに、鉄道唱歌 (第一集) の 12 番から 16 番に唄われている歌詞は、御殿場線が東海道本線だったころの話ですが、改めて見ると旅情を掻き立てられますね。
鉄道唱歌って、多分当時のテツが作詞した歌ではないかと (笑)
興味がある方はググってちょ。

しかしながら、現在の御殿場線はなかなかの地方路線。
ホームの長さだけが、当時の栄華を物語っておりますが、酒匂川に沿って進む御殿場線は、私の大好きな山と渓谷風景で、いつまでも眺めていられるわー (笑)



神奈川県と静岡県の県境を越えて、足柄駅で途中下車。



2020 年から供用されたこの駅舎は、国立競技場を設計した 「隅研吾」 さんの作品で、足柄駅の交流センターも兼ねております。



次の列車が到着するまで、ここから富士山を眺めるも、ちょっと微妙・・・・・。



御殿場線完乗後は、沼津駅から、バスで沼津港へ向かう。
沼津港は、駿河湾やその近海で獲れる魚介類の宝庫で、魚市場もありますよ。
目的はもちろん・・・・・かいせんどーん!・・・・・なんですが、がっつきすぎて写真撮るのを忘れました・・・・・ (笑)

お店はこちら → 海鮮丼専門店 五鉄

ランチの後は、散歩がてらに三島下車。
駅前の楽寿園 (旧小松宮別邸) から、水の都・三島を代表する水辺スポット 「源兵衛川」 へ向かう。
この源兵衛川は、木道や飛び石で 1.5 キロにわたって水辺に散策路が設けられているのですが、この日は水量が多く、散策路が水没 (笑) していたので、散策は断念。



こどもたちがプール替わりの水遊びをしていて、気持ちよさそうでした。

またどこかへ行きたいなー。
コメント (2)
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