Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

18 きっぷで飯田線 その 2

2024-08-03 07:34:40 | 旅行
翌日、駒ヶ根駅に近いホテルで目を覚ましたのは、まだ夜も明けきらぬ 4 時半頃である。
前日に購入しておいたロールパンとコーヒーを朝食として、 5 時半にはホテルを出発する。
 
 
出発を急ぐ理由は、 1 時間に 1 本しか列車がない飯田線を豊橋まで完乗しつつも、沿線の天竜峡で途中下車したいからに他ならない。
 
駒ヶ根駅から約 2 時間で、天竜峡駅に到着。
 
 
 
駅前の観光案内所でお散歩マップを頂き、天龍川渓谷の遊歩道を歩いていきます!
 
 
 
実はこの遊歩道も、一部土砂崩れで通行止めになっているため、本来できるはずの回遊ができなかったのですが、眼下に天龍川渓谷を臨みつつ、大好きな吊り橋 (つつじ橋) を往復してきましたー。
 
 
 
 
 
天竜ライン下りもこの場所から乗船できるのだが、今回は列車の時間が合わずに諦める。
 
 
駒ヶ根にしても、天龍峡にしても、現在はほとんどの観光客が車の利用だそうで、ローカル線愛好者には、なかなかハードルが高い場所ではある・・・。
 
ここから先は、飯田線名物の (?) 秘境駅と、眼下に流れる天龍川を車窓から堪能しつつ、乗り継ぎ駅の中部天竜駅まで、ひたすら電車に乗り続けていきますよ!
 
 
中部天竜駅で 1 時間弱の待ち合わせ時間を利用し、駅の近くを散策。
天龍川にかかる赤い橋が木々の緑と青空に映えて綺麗! 
 
 
 
年に数回、この飯田線を走る 「飯田線秘境駅号」 なる、テツしか乗らぬであろう特別列車 (急行) が運転される。
飯田線に乗る前は、路線全部が 「秘境」 のようなイメージを抱いていたのだが、実はそんなことはなく、いわゆる秘境路線は、天龍峡から水窪までの 1 時間ぐらいの間だけだ。
秘境駅号以外の列車は各駅の停車時間も短いので、列車から降りることも叶わないが、車窓から見ているだけでも、その雰囲気は十分伝わってくる。
ホント、小さいホームと眼下に流れる天龍川・・・・・のみです (笑)
しかしながら、おそらく最初で最後の飯田線、一度は完乗してみたいと思っていた飯田線、十分に堪能させていただいて感謝感激でございます。 (テツ丸出し)
 
さてここからは、本格的に家路をたどるわけですが・・・・実はこの時の私、ちょっとした覚悟を持って、豊橋駅へ向かっておりました・・・。
その理由は、この日の未明、東海道新幹線の保守用車両 2 台が衝突・脱線、浜松-名古屋間で終日新幹線の運転が中止されていることに起因するわけです・・・・。
新幹線が不通なら、人が在来線に流れるであろうことは、容易に想像がつきますよね。
もともと私が乗るのは在来線なのだが、新幹線から流れてくる乗客たちもおそらく相当数いることだろう。
到着する豊橋駅はどんなことになっているのか、それ以上に、在来線はちゃんと動いているのか・・・・いろいろ不安は尽きない。
 
到着した豊橋駅では、確かにキャスターバッグをひっぱった家族連れが右往左往してはいたのだが、JR の職員さんたちが、一生懸命そして適格に誘導してくれたおかげで、私自身はさほど苦労することなく浜松行きの臨時列車に乗車でき (しかも奇跡的に座れる・・・・)、 浜松駅からは新幹線に勝るとも劣らない、特急並みの座り心地のいい前向き座席の車両で熱海へ向かい、当初の予定より 30 分ほど遅れたものの、無事に帰宅することができました。
 
やっぱり旅行って楽しい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする