Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

これは郷土愛なのか

2016-05-05 11:26:13 | おでかけ

GWも間近になってから、「どこへ行こうか」 などと考えるのは止めたほうがいい。

近くなって何も決まってないなら、家で洗濯している方が得策でしょう。

 

まぁ、今年のGWは、前半と後半に分断されているので、もともと旅行などに行く気はなかったし、4/30 の野球観戦だけは、3月には既に予定が入っていたので、もうGWの予定はこれだけでいいかと (笑)

 

それでも、いざ休みが近づくと、浮かれポンチな私はやはりフワフワとどこかへ行きたくなるわけですよ。

最近、幕末脳が戦国脳へと若干シフトしているので、幕張で開催された 「ニコニコ超会議の真田丸ブース」 、とか、 「小田原北条五代祭り」 とか、いろいろ頭に浮かんではくるのだが、「混んでるだろうなぁ」 と思うと思考が停止する。

結局は 4/30 の野球観戦に加え、5/3 に友達とランチに出かけることのみでGWの計画終了。

 






 さて。

 ランチの帰途、友人から送られてきていたメールに気付く。

 「GW後半は、江戸東京博物館?」

 うぉぉぉぉ! この手があったかっ (笑)


見たいと思ってはいたけど、いつ行こうかまったく決めていなかった、江戸東京博物館で開催されている 「真田丸展」

電車の中でスマホを駆使しつつ速攻で情報収集。

時間は、15:00を回っていたと思うが、2時間あれば大丈夫かな、と踏んで両国下車。

 

チケット売り場はこの時間でも長蛇の列だったが、それでも15分程でチケットGET。

もちろん、草刈正雄さんの音声ガイドも借りますともっ!


 

会場内は、やはりものすごい人だかりでした。

他人のことは言えないが、音声ガイドはやはり人気らしく、それを聞きながら観ている人は、ホント動かない (笑)

 

屏風や絵図、信繁の画像。

記録の古文書や、合戦の配置図。

古手紙も多いですね。

真田信繁の書状はさほど多くないけれど、それでも蟄居時代に、信繁が代筆したらしき、信之へ宛てた昌幸の手紙など、時代背景などを考えると興味津々なものばかり。

武田勝頼や徳川家康、豊臣秀吉や石田三成の書状も充実しており、写しではありますが、直江状も。

 

それにしても、「金がないから焼酎送ってくれ」 などというこっ恥ずかしい手紙が、400年以上ののちに、不特定多数の人間に公開されるなんて、空の上でどれだけ恥ずかしがっていることか (笑)

 

個人的には、【吉光御腰物箱】に感激しましたね。

これは、真田信之の 「手紙箱」 なんですが、中に入っていたのは、「これは焼き捨てたほうがいいんじゃ・・・」 と思えるような、罪人たち (当時は敵方で蟄居中の父・昌幸、弟・信繁や、石田三成) からの書状を含めた66通の手紙と、徳川から拝領の吉光の短刀。

思いっきり徳川に刃向かったものどもの手紙を大事にとっておくなど、徳川に見られたら、守り抜こうとしている真田の家がお取りつぶしになりかねないですよね。

それなのに、この箱はカムフラージュまで施したうえ、肌身離さず持ち歩いていた。

徳川への手前、大っぴらにはできないけれど、捨てることもできなかった兄上の心情が痛いほどわかって、涙でそうでしたよ。

 

数か月前、大河ドラマの真田丸を見始めたころ、平行して 「独眼竜政宗」 を見ていることを記事にしましたが、実は今、1985年から1年にわたって放映された 「真田太平記」 も視聴中。 (ちなみにどちらもYuTu●be


  


観ていると、真田丸にはこの番組へのオマージュがたくさん盛り込まれていることが分かりますよ。


******************

 

江戸東京博物館で、お土産に、「みすゞ飴」 を買いました。

実はこれ、上田の親戚が来るたびに、必ず持ってきてくれていた上田の銘菓なのですが、子供だった頃の私は、食傷気味で、あまり好きじゃなかったんですね。

「またこれ~  」 みたいな (笑)

だけど、何十年も口にしていなかったこの銘菓、なんだか懐かしくって、美味しかったです (笑)


コメント (2)
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