桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

世界の原理①~カスパーの法則~

2009-01-07 | 世界の原理
どうも。
またしても始まりました、新シリーズ。
名づけて「世界の原理」。


皆さんが知っている法則ってどんなものがありますか?

フレミング左手の法則(物理学)、パレートの法則(経済学)、メンデルの法則(生物学)、ムーアの法則(情報科学)などなど。
このように世の中には様々な法則が存在します。

そんな、ちまたにあふれている法則を毎回紹介していくというものです。
世にあまり知られていない法則や、僕が発見した法則なども
あればどんどん載せていくつもりです。

さて、記念すべき第一回は....
「カスパーの法則」です。
いってみましょう。

カスパーの法則は、簡単に言えば死体の腐敗速度に関する法則です。
みなさんは空気中、地中、水中のどの時が一番腐敗進行が早いと思いますか?
逆に一番腐りにくいのはどの時なのでしょうか?
ちなみに8: 2 :1 の速度割合になります。
さて、どうでしょう?



考えましたか?
正解は、「空気中がもっとも早く、地中がもっとも遅い」です。
すなわち,空気中:水中:地中の腐敗進行速度は
8: 2 :1 ということですね。
これがカスパーの法則です。

もちろん、たとえば同じ空気中でも微生物などの存在や、温度・湿度の違いによって、腐敗の進行は大きく左右されます。
たとえば、温度が低過ぎると冷凍により腐敗が進行しません。
また、湿度が低すぎると乾燥により腐敗が進行しませんね。
高温、乾燥下でのミイラなどが良い例でしょう。


てなことで、第一回なのにいきなりマイナーかつ、爽やかではない法則を出してしまいましたね。
申し訳ない。
単純にこの法則が真っ先に頭に浮かんだもので。
次回はメジャーどころの法則を持ってこようと思います。

ではでは。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿