桜乃記-さくらのき-

九州に住む、しがない若手サラリーマンが書きつらねた現代の随筆。
日本名刺研究会(会員数2名)の代表でもあります。

プライベートブランド(PB)

2008-07-23 | ビジネス、経営
はいどうも☆

久々にビジネスの話でもしましょう☆
最近知的な記事まったく書いてないですしね。

引用はビジネス誌「プレジデント」7.14号です。



イオンの「トップバリュー」などはご存知でしょうか?
またはダイエーの「セービング」とか
これらはプライベートブランド(PB)の代名詞と言ってもよいかと。


プライベートブランドとは、スーパーやコンビニなどの小売業者が製造を担当するメーカーと共同で商品開発・企画を行い、小売業者自身のブランド名をつけて販売する商品です。

まあOEM製品みたいなものですね。

そしてプライベートブランドは、一般的に価格がメーカー製品より2割、3割安くなっています。
お買い得なんですね。

しかしなぜこんなに安く供給できるのでしょうか?
今回はそのなぞに迫りましょう!


理由は以下3つです!

①宣伝費の少なさ
②仕入れが安い
③メーカーの利益が少ない

1つずつ見ていきましょう☆


 ①宣伝費の少なさ
 
プライベートブランドは基本的に宣伝しません。
たとえば日清カップヌードルの横にPBの製品を置いておけば
価格が安い分、自然と売れていくわけですね。

宣伝費をかけなくてよい分、価格も上がりようがありません。



 ②仕入れが安い

これは小売各社が大手メーカーと交渉し、大量生産の買い切りを条件として契約しているからなんですね。
この買いきりというのは重要ですね。
つまりメーカーにとっては在庫を抱えるリスクが無いわけですから。



 ③メーカーの利益が少ない

なぜメーカーは利益率の低いPB製造をわざわざ引き受けるかというと、小売側が大量受注してくれるからなんですね。
利益率が低くても、大量に取引できるなら利益額は大きなものとなります。
だからメーカー側は小売との契約を飲むのですね。
このようにメーカーの利益が少ない分だけ、商品の価格も下がるのです。



以上見てきましたがどうだったでしょう?
ではでは~φ(≧ω≦*)♪