Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

文楽観賞

2024-04-13 15:40:11 | 日記
久しぶりの文楽に。
切符の申し込みから電車の検索までおんぶにだっこでお世話になって。
夜の部に良い演目があるのだけれど帰るのが遅くなるので第1部、2部を鑑賞。
演者の人形遣い、浄瑠璃の語り、三味線も皆年を取られた。
お客さんもお年の方が多い。
やっと今年お弟子さんが2人入門されたそうでどことも老齢化は否めない。
熱演される浄瑠璃も聴きごたえがあり、三味線の体に響くような太三味線の音色、裃を着た人形遣いの人形になり切ったような目線や手先の動きに何十年も修行を続けて来られた重みを感じる。
ましてや顔の見えない黒子の左手や、ずっと中腰で操る足の動き。
ピタッと3つがあって初めて人形に血肉が通い表情まで感じられる。文楽の醍醐味。
豊竹若太夫さんの襲名披露もあり11代目という長い歴史を引き継いで良い声を聞かせて頂いた。
豊竹と言う名前は竹本義太夫の竹本よりも豊かにという意味があるそうな。
江戸時代からの伝統の人形浄瑠璃が何とか豊かに栄えますように。

名残の桜を愛でようとメトロを乗り継いで天満に。
川沿いの桜もはらはらと散って風情があった。
8階から見る川沿いの桜ももう見納めね。

グラスワインとイタリアンの料理もおいしかった。
でも最近はどこでもスマホでの注文。すぐそばに店員さんはいるのに人との触れ合いもなく指で注文。
二人であーだこーだと言いながらなんとか注文出来て良かった。
益々何でもスマホの出番となりそうな。
若い世代に置いて行かれないように使いこなしていかねば。

帰りの電車で友人のカードが出口を通過できなくてびっくり。
どうも入るときに逆行で入ったみたい。
でもそれならその時に止められるべきで、通過できて出口でいろいろ調べてやっと出られた。
器械が万能ではないとの証明。
まだまだこれからいろいろなトラブルが出てくるのでしょうね。
アナログもいいものだとまた見直される時が来るのかなあ。
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