キクイモのポタージュ

今年最後の菊芋だと畑から掘り出してたくさん頂いた。
キクイモのチップやきんぴら、お味噌汁の具などいろいろ利用した。
残りの菊芋、何にしようかと考えてポタージュを思い立った。
圧力鍋で蒸してから皮を剥いて（きれいな色に仕上げたかったので）ベーコンとブイヨンで柔らかく煮てフードプロセッサーでポタージュに。
塩コショウと牛乳で味を調えたらとても美味しいスープに出来上がった。
土をきれいに掃除するのと皮を剥くのに随分手間がかかったが手間暇をかけた分今まで食べたことのないキクイモとなり自己満足。
食べ物もはやりすたりがありとても栄養効果のあるキクイモもあまり売れなくなったらしい。
調理に面倒というデメリットの為か美味しく食べる方法もあまり知られなくて気の毒な限り。
買えば値段も高いのにたくさん頂いて随分楽しませてもらった。

図書館で台所のかたずけ方をミニマリストの著者の本を借りた。
見事に必要なものだけの台所用品、調味料、食器類。
我が家の台所を見たらきっとあれも捨てなさいこれも要りませんと言われるだろうなと到底真似は出来ないと思った。
引越しするときに思い切って断捨離したつもりでも、一人住まいにしては物がありすぎる。
でも反対に何もないきれいな台所では毎日どんな料理をしてどんなものを食べているのだろうかと心配になった。
後どれだけ美味しいご飯が食べられるのかを考えるとせっかくの余生、美味しいもの食べるのは死ぬまで元気でいる唯一の方法だと信じてやまない。
食べる事には関心のない人は何に関心を持って人生を送っておられるのか知りたいものだ。
まあ私は私、人は人なのだけど。
それにしてももう少し必要なものだけを厳選してすっきりとした台所にしたいもの。
無理かなあ。