孫と二人でお墓参り

夜行バスで大阪に着いてその足で我が家によってくれた孫娘。
お風呂にはいり、朝ご飯の用意をして本当に久しぶりの会食であった。
お盆にはコロナが心配と会うこともできなくて。
いつも帰阪したときには忙しいのにお墓参りに時間を割いてくれる。
良いお天気に恵まれてバスとタクシーで霊園に着いた。
行きは坂道で息が切れるので車以外の時はタクシーに乗ることにしてもう三年。
コロナのためにバスや電車も自粛して車で載せてもらって行くばかりであったが
久しぶりに孫と初めて二人だけで行くのもうれしいことであった。
帰りは歩いてバスに乗って、思い出の喫茶店に。
昔連れ合いとよく行ったコーヒーの美味しいお店が引越しをして駅前に移転した。
車でお墓参りをすると駐車場が無くて行こう行こうと言いながら行きそびれてしまった。
若い店主さんがいつも豆を選び、焙煎をしておられた。
私も年を取ったが彼も随分年を取られた。
ケーキを選び、それに合ったコーヒー豆を選んでもらう。
その場で粉にしてペーパーで丁寧にめいめい違ったコーヒー茶碗に入れて持ってきてくださる。
テーブルもコロナ対策でビニールのガードが有り、入店時に手も消毒をしてではあるが。
最初はブラックで味と香りを楽しみ、ケーキを食べてまたコーヒーの味の違いを楽しみ。
最後に生クリームを少し入れて存分にコーヒーを楽しんだ。
孫が丁寧に「とても美味しかった。ごちそうさまでした」と店主にお礼を言ってくれたのがすごくうれしかった。
お墓参りをするとなぜかしら心がすっきりとして1万歩歩いて疲れているはずなのに、ああ良かったと思う。