次々、人数が増えていっています。
広範囲に亘る大災害です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000048-asahi-soci大雨で18人死亡、39人以上安否不明 引き続き警戒を
活発な梅雨前線の活動による記録的な大雨は7日も降り続いた。各地で土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)が相次ぎ、被害が拡大している。台風7号が九州に接近した3日以降、18人が死亡、1人が重体、行方不明や安否が確認できない人も多数に上っている。岡山、鳥取、兵庫、京都、岐阜の5府県では、数十年に一度の重大な災害が予想される「大雨特別警報」が引き続き発表されており、気象庁は最大級の警戒を呼びかけている。
【写真】各地に広がる大雨被害
朝日新聞のまとめで、台風7号と大雨で、死者は広島県10人、愛媛県3人、岡山県1人、京都府1人、兵庫県1人、滋賀県1人、福岡県1人。7日正午時点で行方不明や連絡が取れなくなっているのは広島県17人、岡山県8人、福岡県3人など少なくとも39人に上っている。
広島県では、東広島市で6日夜に男性(60)が川に流され、7日に死亡が確認された。民家に土砂が流れ込むなどして、同市西条町の民家で40代女性、三原市久井町で50~60代の男性、同市大和町では70~80代の男女2人、福山市新市町で60代の男性、府中市木野山町で女性1人の遺体を発見。三原市木原6丁目では民家数軒が流され、高齢女性の遺体が見つかった。広島市安芸区では車が流され、乗っていた子ども3人の行方が分からないという。
滋賀県高島市では男性(77)が用水路に流され死亡した。
岡山県では、笠岡市茂平で7日早朝、自動車部品会社の工場に、崩れた裏山から土砂が流れ込んだ。作業員6人が巻き込まれ、1人が死亡した。総社市では6日午後11時ごろ、国道180号に近くの川から水が流れ込み、通行規制の誘導に当たっていた警備員とみられる2人が流されたという。倉敷市では大規模な浸水被害が発生。民家3棟が流され、少なくとも2人が行方不明になっている。
愛媛県では、大洲市北裏で7日早朝、裏山が崩れて土砂が民家に入り、住人の女性(95)の死亡が確認された。松山市沖の離島・怒和(ぬわ)島で7日午前0時50分ごろ、土砂崩れで住宅1棟が倒壊。30代の女性と娘とみられる女児2人と連絡が取れなくなっている。宇和島市吉田町では裏山が崩れ住宅が倒壊するなどして2人の死亡が確認された。
大雨特別警報は6日、九州と中国、近畿の8府県で発表され、7日午前に福岡、佐賀、長崎、広島の4県で解除。7日午後に岐阜県に出された。気象庁によると8日午前6時までの24時間予想雨量は四国、九州北部300ミリ▽九州南部、東海250ミリ▽中国、近畿、北陸200ミリ▽関東甲信、東北、北海道120ミリ。
山陽新幹線は新大阪―小倉駅間の上下線で7日の始発から運転を見合わせ。東海道新幹線は東京―新大阪駅間で折り返し運転。西日本の高速道路は一部区間の通行止めが続いている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000043-asahi-soci&pos=1屋根で救助求める住民、木にしがみつく人も 倉敷・真備
記録的な大雨の影響で、岡山県倉敷市によると、同市真備町周辺で堤防が破れるなどして大規模な冠水が起きた。少なくとも家屋が3棟流され、2人の行方が分からないという。不明者の有無は把握できていないが、屋根上に避難したり、濁流の中で木にしがみついたりして救助を求める人が多数出ている。
【動画】レスキュー隊による懸命の救助
本社記者が7日午前にヘリから見た状況では、倉敷市真備町周辺の住宅街では、数十軒の家々が屋根や2階のわずかな部分を残して濁流の下に消えていた。屋根の上では、傘を差したり、レインコートを着たりした人たちが手を振って救助を求めている。レスキュー隊員が泳ぎ、オレンジ色のゴムボートが近づくと、屋根の斜面を慎重な足取りで女性が下りていった。断熱材とみられる黄色のスポンジ状のものを体にまとって屋根の上でうずくまっている人の姿もみられた。
すぐ脇の末政川もあふれていた。救助隊員の姿も見えない中、一帯では濁流の中、植木のようなわずかに残った足場に立ち、左手で木の枝にしがみつき、右手を必死に振る女性の姿もあった。その隣の住宅では、2階の窓から身を乗り出して、タオルのようなものを振る人の姿も見えた。
道路も泥水に埋もれ、途中で寸断されていた。水に浮かんでいるような路上には、20台ほどの救急車や消防車が並び、いくつものゴムボートが線路の脇で救助活動を続けていた。線路上では救命胴衣を身につけ、子どもを抱える女性や毛布にくるまる人たちが救助の順番を待っている。
倉敷市によると、井原鉄道の吉備真備駅―川辺宿駅周辺では、井原鉄道の南側を東西に流れる小田川があふれ、民家の屋根まで迫っている。倉敷市真備町周囲は停電しており、電話もつながらない状況だ。
岡山県内では、他の被害も出ている。総社市消防本部や国土交通省岡山国道事務所によると、6日午後11時ごろ、総社市の国道180号に近くの川から水が流れ込んだ。現場には一時、14人が取り残され、このうち男性2人が流されたとみられる。2人は国交省から通行止めの作業を委託されていた建設会社の警備員とみられるという。ほかの12人は避難所や空き家に避難して無事だったという。
岡山県総社市では6日午後11時ごろ、冠水した道路上でゴムボートに乗って住民の救助に向かっていた消防隊員の男性3人が流されたが、3人とも救助されて無事だったという。
岡山県の笠岡地区消防組合によると、7日午前4時半ごろ、笠岡市茂平にある自動車部品会社「ヒルタ工業」の工場で、裏山が崩れて土砂が流れ込み「作業員6人が巻き込まれた」という通報があった。消防や警察が捜索にあたり、男性5人が救出されたが1人は死亡が確認された。残り1人とはまだ連絡がとれていないという。
気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/warn/
交通情報
http://www.jartic.or.jp/
本州と四国結ぶ3ルート通行止め 陸路で行き来できず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180707/k10011519561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
大雨の影響で、本州と四国を結ぶ3つの高速道路で通行止めの区間があり、陸路で本州と四国の行き来ができない状況となっています。
西~東日本でさらなる大雨 最大級の警戒を
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00010000-wmap-soci
7日午前5時現在、福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、岡山県、鳥取県、兵庫県及び京都府に大雨特別警報が発表されていて、今後もさらに雨量が増える見込みだ。西日本を中心に記録的な大雨となり、重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況となっているが、引き続き、土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に最大級の警戒が必要となる。
岡山 総社 アルミ工場で爆発 10数人けが
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180707/k10011519171000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017
6日夜遅く、岡山県総社市のアルミ工場で爆発があり、警察によりますと、周辺の住宅の窓ガラスが割れるなどして10数人がけがをしました。
https://johosokuhou.com/2018/07/07/7250/
気象庁は京都府・兵庫県・島根県・広島県・岡山県・福岡県・長崎県・佐賀県に大雨特別警報を発令しました。西日本の各地で数百ミリの猛烈な大豪雨を観測しており、次々と避難指示の範囲が拡大しています。
岡山県では河川の氾濫が相次ぎ、浸水した工場が爆発。四国も本州に向かうための大きな高速道路が全て通行止めとなり、四国全域が一時的に孤立状態となっています。
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広島県の被害も非常に大きく、呉市は周囲の川が溢れて市街地にも大量の水が流れ込んでいるところです。街の大半が浸水するほどで、SNSには各地からの救助要請が投稿されています。
今回の大雨はかつて無いほどに凄まじい規模だと言え、西日本のほぼ全域に警報が発令されているほどです。今日も引き続き各地で豪雨が続く見通しで、まだ油断が出来ないと言えるでしょう。