スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

「レジまでの推理 : 本屋さんの名探偵」と現在の経済問題

2019-08-17 08:25:50 | 本、雑誌とCD、DVD

 似鳥鶏さん著作の「レジまでの推理 : 本屋さんの名探偵」を購読しました。

bunkobon

書名:レジまでの推理 : 本屋さんの名探偵〔A6判;文庫本〕
著者:似鳥/鶏
発行所:株式会社 光文社
初版発行日: 2018年4月20日  (単行本:2016年1月19日)
ジャンル;ミステリー・サスペンス



 「BOOK」データベースでは次のように紹介されています。
 書店員は超多忙。品出しや客注をこなし、レジ対応の合間に万引き犯を捕まえ、閉店後には新作を読んでPOP書きやイベントの準備。でも、本と本屋が好きだから、今日も笑顔でお店に出るのだ。でも時には、お客様から謎すぎる悩みが寄せられて…。ここは町の本屋さん。名物店長と個性的なバイトの面々が、本にまつわる事件を鮮やかに解決します。本屋さんよ、永遠に。

<似鳥鶏氏の略歴>
 1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で鮎川哲也賞に佳作入選し、作家デビュー。「戦力外捜査官」シリーズがテレビドラマ化され大ヒット。
 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。) 


 253ページからの一ノ瀬さんと店長との遣り取り。

 店長の書店に対する現状の捉え方ですが、これは賃金問題を孕んだ現在の社会問題そのものであり、そのことに起因して可処分所得が減少する中で、何とか遣り繰りしようとする消費者の行動、智恵に他ならない。

と思います。


【関連記事】

 ○ 図書館は文庫本を貸さないで!




本 の優れたセレクションでオンラインショッピング。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 駐車違反ステッカーの取り扱い | トップ | 久々の“花札遊び” (花合わ... »
最新の画像もっと見る

本、雑誌とCD、DVD」カテゴリの最新記事