★ウィーンの一夜
(演奏:ショーンヘルツ&スコット)
1.望みの泉
2.世の見える窓
3.カーニバル
4.心、安らぎて
5.ウィーンの一夜
6.バヤングメ
7.カイロへ
8.センチメンタル・ウォーク(“ディーヴァ”のテーマ)
(1987年)
ウィンダム・ヒル・レーベルは一時「ニュー・エイジ・ミュージック」と呼ばれる癒し系音楽の雄として、その影響力は絶大なものがありましたよね。(^^;)
代表的な作品としては、ジョージ・ウィンストンのオータムに収められている「あこがれ/愛」でしょうか?
私も楽譜を買ったわけではないですが、冒頭のところだけピアノで音を拾ってみました・・・。
ワンフレーズ弾くだけで、「おぉ」と言ってもらえるというのは短絡的においしい話でありまして・・・一節だけ弾けるというのは他にもいくつかあります。。。(^^;)
さて、レーベルの領袖であるウィリアム・アッカーマンを含め、主要なアーティストは当初全編アコースティック音楽で通していたと思います。
数あるニュー・エイジ・ミュージックのうちでも、このウィンダム・ヒル系の音楽などをとくに「環境音楽」などと言ったりもしていましたね。
さて、このショーンヘルツ&スコットというピアニスト(シンセ・キーボード)+E.ギターのユニットによるチームは、楽器編成からしてお分かりの通りエレキテルの力を全面的に借りています。
当時のイメージとしては、“ウィンダム・ヒル=アコースティック”だったのですが、オーディオ評論家のフウ先生(漢字がでない・・・)が何かの視聴用のソースとして紹介されていたのを見て、どれどれと思って入手したものであります。
しかし、これが私にとってウィンダム・ヒルのレコードの中で最も永く愛聴するディスクとなりました。(^^)/
フウ先生の紹介は「イマジナティブなことこの上なし」といった口調だったと思いますけど、当時軽井沢近くに住んでいた私にとっては自然の中であったり、また塩沢湖のペイネ美術館などのたたずまいであったりにもっとも似合う音楽のひとつであったように思います。
そのうちにあってエレキテルを活用している音楽の中ではときかれれば、今でもこれが随一だと答えるでしょう。
非常にロマンティックなシンセのサンプリングをヨーロピアンな楽曲に当てはめて、うっとりと聞かせてくれる内容になっています。
聴きはじめた当初は、どこにエレキギターが使われているかわからなかったですが、ギターを効果音としてさまざまなエフェクトを駆使して利用するとこんなにも多様なサウンドが出せるということを勉強したアルバムでもあります。
ショーンヘルツはその名から感じられるとおりヨーロッパはウィーン生まれということでありますが、ヨーロッパを意識した憂いを含む音楽を多くプログラムに入れているということもアメリカのレーベルであるウィンダム・ヒルの中にあって異彩を放つ要因のひとつです。
特にヨーロッパ色が顕著な2曲として、“ウィーンの一夜”はミステリアスな曲調が印象的で、ラストの“センチメンタル・ウォーク”は映画“ディーヴァ”のテーマ曲であるなど静謐な音楽でありながらアグレッシブさも思わせるような感じ。
ピアノによるダルな反復伴奏の音型は、サティのジムノペディをゼッタイ意識しているものとおもわれます。
もしかしたらこれらの曲にフランス風味を感じてペイネに似合うと思い込んでしまったのかもしれませんが・・・。(^^;)
でも、私が本当にこのユニットならではの美点だと感じるのは、どこまでも幸せなイメージを表現している曲、たとえば“望みの泉”“心、安らぎて”といった曲。
特に後者では非常に透明感のあるヴォイスも心地よい・・・。
通常のシンセの音色もさることながら、パーカッションの音(これもサンプリングのシンセだけど)が当時としては破格に印象的だったので、ここらへんがオーディオ・チェックなどに有効だったんでしょうね。
私は別にオーディオ・チェックではなく、音楽そのものを楽しむことができちゃう音源になりました。
スムース・ジャズとかいろんな癒し系音楽もこの後ありましたが、ウィンダム・ヒルのような電子音楽も今ならさらに自然かつイマジナティブに表現できるようになっていると思うので、またはやると良いですけどねぇ~。
エンヤとか好きな人には、これらのアルバムは心地よいかもですよ!(^^;)
(演奏:ショーンヘルツ&スコット)
1.望みの泉
2.世の見える窓
3.カーニバル
4.心、安らぎて
5.ウィーンの一夜
6.バヤングメ
7.カイロへ
8.センチメンタル・ウォーク(“ディーヴァ”のテーマ)
(1987年)
ウィンダム・ヒル・レーベルは一時「ニュー・エイジ・ミュージック」と呼ばれる癒し系音楽の雄として、その影響力は絶大なものがありましたよね。(^^;)
代表的な作品としては、ジョージ・ウィンストンのオータムに収められている「あこがれ/愛」でしょうか?
私も楽譜を買ったわけではないですが、冒頭のところだけピアノで音を拾ってみました・・・。
ワンフレーズ弾くだけで、「おぉ」と言ってもらえるというのは短絡的においしい話でありまして・・・一節だけ弾けるというのは他にもいくつかあります。。。(^^;)
さて、レーベルの領袖であるウィリアム・アッカーマンを含め、主要なアーティストは当初全編アコースティック音楽で通していたと思います。
数あるニュー・エイジ・ミュージックのうちでも、このウィンダム・ヒル系の音楽などをとくに「環境音楽」などと言ったりもしていましたね。
さて、このショーンヘルツ&スコットというピアニスト(シンセ・キーボード)+E.ギターのユニットによるチームは、楽器編成からしてお分かりの通りエレキテルの力を全面的に借りています。
当時のイメージとしては、“ウィンダム・ヒル=アコースティック”だったのですが、オーディオ評論家のフウ先生(漢字がでない・・・)が何かの視聴用のソースとして紹介されていたのを見て、どれどれと思って入手したものであります。
しかし、これが私にとってウィンダム・ヒルのレコードの中で最も永く愛聴するディスクとなりました。(^^)/
フウ先生の紹介は「イマジナティブなことこの上なし」といった口調だったと思いますけど、当時軽井沢近くに住んでいた私にとっては自然の中であったり、また塩沢湖のペイネ美術館などのたたずまいであったりにもっとも似合う音楽のひとつであったように思います。
そのうちにあってエレキテルを活用している音楽の中ではときかれれば、今でもこれが随一だと答えるでしょう。
非常にロマンティックなシンセのサンプリングをヨーロピアンな楽曲に当てはめて、うっとりと聞かせてくれる内容になっています。
聴きはじめた当初は、どこにエレキギターが使われているかわからなかったですが、ギターを効果音としてさまざまなエフェクトを駆使して利用するとこんなにも多様なサウンドが出せるということを勉強したアルバムでもあります。
ショーンヘルツはその名から感じられるとおりヨーロッパはウィーン生まれということでありますが、ヨーロッパを意識した憂いを含む音楽を多くプログラムに入れているということもアメリカのレーベルであるウィンダム・ヒルの中にあって異彩を放つ要因のひとつです。
特にヨーロッパ色が顕著な2曲として、“ウィーンの一夜”はミステリアスな曲調が印象的で、ラストの“センチメンタル・ウォーク”は映画“ディーヴァ”のテーマ曲であるなど静謐な音楽でありながらアグレッシブさも思わせるような感じ。
ピアノによるダルな反復伴奏の音型は、サティのジムノペディをゼッタイ意識しているものとおもわれます。
もしかしたらこれらの曲にフランス風味を感じてペイネに似合うと思い込んでしまったのかもしれませんが・・・。(^^;)
でも、私が本当にこのユニットならではの美点だと感じるのは、どこまでも幸せなイメージを表現している曲、たとえば“望みの泉”“心、安らぎて”といった曲。
特に後者では非常に透明感のあるヴォイスも心地よい・・・。
通常のシンセの音色もさることながら、パーカッションの音(これもサンプリングのシンセだけど)が当時としては破格に印象的だったので、ここらへんがオーディオ・チェックなどに有効だったんでしょうね。
私は別にオーディオ・チェックではなく、音楽そのものを楽しむことができちゃう音源になりました。
スムース・ジャズとかいろんな癒し系音楽もこの後ありましたが、ウィンダム・ヒルのような電子音楽も今ならさらに自然かつイマジナティブに表現できるようになっていると思うので、またはやると良いですけどねぇ~。
エンヤとか好きな人には、これらのアルバムは心地よいかもですよ!(^^;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます